新日本 2009年1月30日〜2月15日
新日本 2009年1月30日〜2月15日
- 1.30 後藤「壁になるんじゃねえのか、オイ!一発で永田の壁を越えてやる、勝負しろ!」
この日の開幕戦のメインで行われたIWGPヘビー級前哨戦タッグマッチは、中邑真輔のパートナー・後藤洋央紀が、棚橋弘至のパートナー・永田裕志の攻撃を跳ね返し、最後は後藤が昇天で永田を仕留め、RISEが先勝した。
勝った後藤は「壁になるんじゃねえのか、オイ!一発で永田の壁を越えてやる、勝負しろ!」と永田に一騎討ちを要求した。
- 1.30 タイガー「一丸となってベルトを獲りに来い!」
この日の試合前にIWGP Jr.ヘビー級の新ベルトがお披露目された。
新ベルトを手にしたタイガーマスクは「一丸となってベルトを獲りに来い!」とコメント。
2月15日・両国国技館に初防衛戦の相手である獣神サンダー・ライガーと前哨戦タッグで激突したタイガーは、ライガーのパートナー・AKIRAをチキンウィングアームロックで仕留め、幸先の良いスタートを切った。
勝ったタイガーは「ライガーの本気は伝わった。最初のレスリングからいつも通りじゃ無く、じっくり見てきた。」と挑戦者を警戒。
また、タイガーは「今年は常に本気!前に立つ奴はきっちり潰して強さを見せつけ、両国でベルトを巻く!」とコメント。
- 1.30 故ブラック・キャットのメモリアル・セレモニー
この日の休憩前に2006年1月28日に急性心不全で亡くなったブラック・キャットさんのメモリアル・セレモニーが行われた。
選手会長の中邑真輔から新日本のジャージ、山本小鉄相談役からは花束が幸枝夫人に贈呈された。
幸枝夫人は「長い長い3年が経ちました。また来年の1月の寒い時期に、主人のことを思い出して頂ければ嬉しいです。」と挨拶した。
- 1.31 棚橋「馬場さんが愛したプロレスを僕ら現役が愛していきたい!」
この日のメインで行われた6人タッグは、中邑真輔が裕次郎をランドスライドで仕留め、前哨戦2連勝を決めた。
試合後、棚橋が「これから棚橋時代が始まるんだよ。」と言い放つと、中邑は「勝つのは俺だ!」と一歩も譲らない構え。
この日、故ジャイアント馬場さんの命日にあたり、逝去して10年が経つ。棚橋は「馬場さんが愛したプロレスを僕ら現役が愛していきたい!」と誓った。
棚橋は「中邑、火が点いたな。よっしゃ!」と2月15日・両国の初防衛戦に向けて気合を入れた。
- 1.31 永田「彼が俺を指名した以上、甘くは無いですよ。」
この日のセミで、タイガーマスクと組んで、獣神サンダー・ライガー&後藤洋央紀と対戦した永田裕志は、前日痛めた後藤の左膝を徹底攻撃し、後藤の左膝を破壊した。
試合はライガーがタイガーを回転エビ固めで仕留め、永田&タイガーは敗れた。
しかし、肩を担がれ引き揚げる後藤に対し、永田は「仕返ししてやろうと思ったら、動きが止まっちゃった。苦痛な攻撃を与えたい。それで快感が得られる。彼が俺を指名した以上、甘くは無いですよ。」とアピール。
試合後、後藤は都内の病院に搬送された。林リングドクターは「内側靱帯および前十字靱帯損傷の疑いがある。」とコメント。後藤は明日の長野大会欠場濃厚となった。
- 1.31 長州、GBHの反則にキレた!!
この日、蝶野正洋&井上亘と組んで、GBHと対戦した長州力は、GBHの凶器を用いた反則攻撃にぶち切れ、鎖や椅子でGBHに反撃した。
試合はGBHの反則負けとなったが、怒りが収まらない長州は椅子を手に「この野郎が!」とGBHの控え室まで負い掛けていった。
- 1.31 稔「山ほどある不満より、感謝の方が大きい。俺は新日ジュニアに『ありがとう』と言いたい!」
この日、新日本を退団する稔がリング上で挨拶を行った。
稔は「山ほどある不満より、感謝の方が大きい。俺は新日ジュニアに『ありがとう』と言いたい!」とコメント。
1999年4月10日・東京ドーム大会からおよそ10年の間に、稔はIWGPジュニアを4回、IWGPジュニアタッグを5回戴冠した。
稔は「感傷的なものは無い。俺は前しか見ていない。」とコメント。
- 2.2 両国国技館の全カードが決定!!
この日、『NEW JAPAN ISM』【最終戦】(2月15日・両国国技館)の全カードと試合順が発表された。
「永田裕志vs後藤洋央紀」、IWGP Jr.タッグ次期挑戦者決定4WAYマッチなどが追加された。
- 2.2 ライガー「ベルト云々というよりも、一番強いタイガーマスクを倒すことを目標にします!」
この日、新日本事務所で2月15日・両国国技館で開催されるIWGP Jr.ヘビー級選手権試合の調印式が行われた。
4年振りの挑戦となるライガーは「IWGP Jr.ヘビーのベルトを巻いているタイガーマスク、それは新日本プロレスのJr.の中で一番強い男だと、俺は思っています。その男を倒す快感、それを得たいが為に、今回ベルトに挑戦します。」、「ベルト云々というよりも、一番強いタイガーマスクを倒すことを目標に試合をします!」とコメント。
一方、王者タイガーは「Jr.のベルトが新調されて初めてのタイトルマッチということで、物凄く興奮しております。このベルトを巻いて、自分がチャンピオンとしてリングに立つ!20年以上Jr.を守ってきた、挑戦者の獣神サンダー・ライガー選手を尊敬しています。ただ、何度も言っていますが、もうライガーさんが引っ張っていく時代は終わった。これからは自分がJr.を引っ張って、守っていく!あとは、試合が終わった後、ライガーさんがリングの上で大の字になっている。今はそれしか頭に無いです。」とコメント。
- 2.2「LeonisU」開催決定!!
この日、若手主体興行「Leonis」の第2弾興行「LeonisU」が3月19日・大阪・世界館で開催することを発表した。
- 2.7 中邑「良いんじゃないですか。チャラい動きを見せれば一気に畳み掛ける。自分を貫くだけ!」
この日のメインで8人タッグで対決した棚橋弘至と中邑真輔は、最後に棚橋がハイフライフローで中邑のパートナーのAKIRAを仕留め、今シリーズの前哨戦を2勝2敗のタイに持ち込んだ。
勝った棚橋は「プロレスのためなら何でもしてやるぜ!品格とか良いじゃん。チャラくてもお客さんが喜んでくれるなら。」とコメント。
また、棚橋は「明日は中邑の足の1本でも貰おうかな。よし!」とコメント。
一方、敗れた中邑は「まだ使っていない技もある。」と2月15日・両国大会での新必殺技披露を示唆した。
また、王者・棚橋のチャラキャラについて、中邑は「良いんじゃないですか。チャラい動きを見せれば一気に畳み掛ける。自分を貫くだけ!」とコメント。
左膝内側および前十字靱帯損傷で欠場していた後藤がこの日から強行復帰した。
試合中も左膝を叩き、まだ本調子でない後藤は「もう相手よりも自分との戦い。完走したら新しい自分を見つけられると思う。」とコメント。
- 2.7 田口「デヴィットと一緒にTNAからベルトを取り戻して、名前を世界に発信する!」
この日のプリンス・デヴィットと組んで、ミラノコレクションA.T.&石狩太一と対戦した田口隆祐は、石狩のトラースキックをかわすと、石狩をラ・マヒストラルで仕留め、2月15日・両国大会へ弾みをつけた。
勝った田口は「デヴィットと一緒にTNAからベルトを取り戻して、名前を世界に発信する!」とコメント。
- 2.7 長州、インフルエンザで2大会欠場!!
この日、長州力がインフルエンザのため、7日の宇都宮大会と8日の仙台大会を欠場することが発表された。
10日の群馬大会以降の出場については未定という。
- 2.12 金本「おい!ドラゲー!おっさんに負けて悔しいか。他の奴出て来い!」
この日、ドラゴンゲート『TRUTH GATE』(後楽園ホール)のメインでBXBハルクと一騎討ちを行った金本浩二は、ヒールホールドでハルクを下すと、ドラゴンゲートを挑発した。
勝った金本は「おい!ドラゲー!おっさんに負けて悔しいか。他の奴出て来い!」とリング上からアピール。
すると、オープン・ザ・ドリームゲート王者の土井成樹が「ベルト懸けてやってやらあ!」と呼応した。
3月22日に行われるドラゴンゲート両国大会での対戦が濃厚となってきた。
- 2.13 オープン・ザ・ドリームゲート選手権「土井vs金本」が3月22日のドラゲー・両国大会で決定!!
前日のドラゴンゲート・後楽園大会のメインで勝利した金本浩二が、ドラゴンゲートの「THE GATE OF ANNIVERSARY」(3月22日・両国国技館)で土井成樹の保持するオープン・ザ・ドリームゲートに挑戦することが発表された。
これに伴い、同日開催される新日本・尼崎大会への金本欠場が発表された。
また、前哨戦としてドラゴンゲートの3月5日・後楽園大会で「金本浩二&望月成晃&ドン・フジイvs土井成樹&BXBハルク&谷嵜なおき」の6人タッグマッチも決定した。
- 2.14 棚橋「両国に春一番を吹かせる!」
この日行われた前日会見で、王者・棚橋弘至は饒舌だった。
挑戦者・中邑について、棚橋は「シリーズを通して中邑は棚橋の支持率を超えられなかった。」、「特に一昨日の豊橋では大タナハシコールでした。中邑にはこの先も上回ることは出来ない!」とコメント。
また、カート・アングルからツーショット写真を求められた棚橋は「世界が認めた男ってことです。アングルともいつかタイトルマッチをやりたい。」とコメント。
棚橋は「両国に春一番を吹かせる!」と意気込んだ。
- 2.14 真壁&矢野「日本には『3度目の正直』って諺があるんだよ!」
この日行われた前日会見で、1月4日のリターンマッチとなるIWGPタッグ選手権試合「Team3D(ブラザー・レイ&ブラザー・ディーボン)vs真壁刀義&矢野通」は両チーム舌戦を繰り広げた。
これまで2戦全敗の相手に、真壁&矢野は「日本には『3度目の正直』って諺があるんだよ!」と意気込むと、Team3Dは「アメリカにも『百聞は一見にしかず』って諺があるぜ。」と切り返し、世界中のベルトを巻いた写真を披露し挑発。
最後は椅子を振り上げ、その場で一触即発の状態だった。
- 2.14 アングル「爆弾を抱えているミーの首を故意に狙ってきたバーナードは許せない!」
この日行われた前日会見で、1月4日に遺恨が勃発した「カート・アングルvsジャイアント・バーナード」が舌戦を展開。
アングルは「爆弾を抱えているミーの首を故意に狙ってきたバーナードは許せない!10年来の友達だったが絶交だ!」とコメント。
これを受け、バーナードは「ユーと友達だったことなんかあったか?世界最高のレスラー、カートの首をへし折ってミーがナンバーワンだと証明してやる!」とコメント。
- 2.14 ルード「昔から新日本の試合はビデオで勉強していたし、ミスター蝶野やミスターAKIRAとストロングスタイルで戦えるのは嬉しい。」
この日行われた前日会見で、現TNA世界タッグ王者・ビアマネーインク(ジェームス・ストーム&ロバート・ルード)は礼儀正しかった。
対戦相手のAKIRAから「どっちがビアで、どっちがマネーなんだ?」との挑発に、ルードは「ミーがマネーで、ストームがビアだ。」と律儀に回答。
また、ルードは「昔から新日本の試合はビデオで勉強していたし、ミスター蝶野やミスターAKIRAとストロングスタイルで戦えるのは嬉しい。」と二人との対戦を楽しみにしていた。
- 2.15 棚橋、宿敵・中邑を破り、V1達成!!
この日のメインで行われたIWGPヘビー級選手権試合は、王者・棚橋弘至が必殺ハイフライフローで挑戦者・中邑真輔を退け、初防衛に成功した。二人の対戦成績は棚橋の3勝4敗1分けとなった。
初防衛に成功した棚橋は「皆さん、今日を機に、思う存分『棚橋がエース』だと言って下さい。」と観衆にアピール。
試合後にリングインしたカート・アングルは「お前は偉大なチャンピオンだが、ミーも偉大なチャンピオンだ。どうだ?4月にこのベルトを賭けてやらないか?」と棚橋に挑戦表明。
すると、棚橋は「イエス、オフコース!」と即答した。
棚橋は「俺は世界のエースを目指す。世間にこのベルトの価値を広めるためなら、何でもする!」と宣言した。
一方、敗れた中邑は「いちいち止まりはしない。前に出て戦うしかない!」とコメント。
また、同日行われたノアのディファ有明大会で杉浦&潮崎から対戦表明されたことを伝え聞くと、中邑は「『出て来て下さい。』だろう?」、「ノアだろうが誰だろうが、強い奴と戦うことで今日逃がしたベルトも近づいて来る!」とノア出撃を了承した。
リング上で挑戦表明をしたアングルは「棚橋vs中邑はここ数年見た中で一番良い試合だった。彼に挑むチャンスを逃がしたくなかった。」とコメント。
また、アングルは「棚橋とは戦ったことがないので興味深い一戦。互いのスタイルをぶつけ合い、ベストを尽くして勝つ!ミーは持久力に自信があるので、長期戦になれば彼は不利になる。この笑みを見たら自信が分かるだろう。ベルトを奪い、防衛を続ける。」とコメント。
- 2.15 Team3D、V1達成!!
この日のセミで行われたIWGPタッグ選手権試合は、王者・Team3D(ブラザー・ディーボン&ブラザー・レイ)に前王者・真壁刀義&矢野通が挑戦した。
過去2戦2敗の真壁&矢野は3度目の正直としてベルト奪還に臨んだが、ハードコアルールを得意とするTeam3Dに、最後は真壁が3Dで仕留められ、ベルト奪還は出来なかった。
初防衛に成功したレイは「何が『3度目の正直』だ!三球三振でアウトだよ。もうあいつらとやる必要は無い!」、「小島&天山!東京ドームに出て来ないで、どこで何やってんだ!」とテンコジを挑発。
また、レイは「次はキューバでやっても良い。誰が相手でも俺達は通算21タイトルを手にした世界最強チームだ!」と勝ち誇った。
- 2.15 ミスティコ「まだ東京でしか戦っていない。日本中のファンに姿を見せたい。ベルトはその後だ!」
この日行われたCMLL世界ウェルター級選手権「(王者)ミスティコvs(挑戦者)メフィスト」は、来日直前に負傷した左膝のため本来の動きには及ばなかったが、最後は1月4日・東京ドーム大会と同じフィニッシュホールド(ラ・ミスティカ)でメフィストを下し、防衛に成功した。
勝ったミスティコは「まだ東京でしか戦っていない。日本中のファンに姿を見せたい。ベルトはその後だ!」と継続参戦に意欲を見せたが、早急なベルト獲りは否定的だった。
- 2.15 永田「後藤は強くなっているけど、俺はまだ現在進行形!」
この日、後藤洋央紀と対戦した永田裕志は、負傷している左膝を徹底的に攻め立て、最後は捻りながら垂直落下式ブレーンバスターを見舞う新技「ドライブスクリュー」からのバックドロップホールドの連発で後藤に勝利した。
勝った永田は「後藤は強くなっているけど、俺はまだ現在進行形!厄年だけど、”役年”とも思っている。立ち塞がるのが僕の役目!」とコメント。
また、永田は「どうしてもあの悪夢を思い出しちゃう。」と昨年の両国大会で脳血流障害での欠場を振り返った。
この日、新技・ドライブスクリューを披露した永田は「今度は『スクリュー』シリーズで新技を作ろうかな。」と意欲を見せた。
- 2.15 タイガー、ライガーを下しV1達成!!
この日行われたIWGP Jr.ヘビー級選手権「(王者)タイガーマスクvs(挑戦者)獣神サンダー・ライガー」は、王者タイガーが新技デストロイ・スープレックスホールドでライガーを沈め、初防衛に成功した。
試合後、リング上で熱い抱擁を交わしたタイガーとライガーだったが、そこへブラックタイガーの覆面を被った男が乱入し、タイガーを急襲すると無言で立ち去った。
タイガーは「誰だ、あれは?」と突然襲い掛かられ怒り心頭。
防衛を果たしたタイガーは次期挑戦者にノアの丸藤正道、全日本のカズ・ハヤシを挙げた。
しかし、タイガーは「この落とし前は絶対つける!」と試合後急襲されたブラックタイガー制裁も誓った。
- 2.15 NO LIMIT、敵地でのベルト奪還を誓う!!
この日行われたIWGP Jr.タッグ次期挑戦者決定戦4WAYタッグマッチは、前王者NO LIMITの内藤哲也がスターダストプレスで石狩太一を仕留め、次期IWGP Jr.タッグ挑戦権を獲得した。
裕次郎は「TNAに行ってベルトを獲り返す!」と敵地でのベルト奪還を誓った。
内藤は「ベルトを奪い、初防衛戦の相手にミラノ&石狩だ!」とベルト奪還の暁には、試合後にリターンマッチを要求したミラノコレクションA.T.&石狩太一を初防衛戦の相手に指名した。
- 2.15 菅林社長「棚橋はワンステージ上にいった感じ。だから、カートが認めたんでしょう。」
この日の両国大会を終え、菅林社長は「棚橋はワンステージ上にいった感じ。だから、カートが認めたんでしょう。今年は棚橋を中心に新日本は動く。」とコメント。
また、棚橋vsアングルの対戦時期について、菅林社長は「4月の両国でやるかは、まだ分からない。ただ、2人の気持ちは受け止めたい。」とコメント。
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