新日本 2009年4月6日〜5月6日
新日本 2009年4月6日〜5月6日
- 4.6 棚橋「昨日は興奮して朝の4時まで眠れなかった。1回じゃ物足りない。」
前日、カート・アングルを破り2度目の防衛を果たした棚橋弘至が一夜明け会見を行った。
会見で棚橋は「昨日は興奮して朝の4時まで眠れなかった。1回じゃ物足りない。」とアングルとの再戦を熱望した。
この日、5月5日と6日の後楽園2連戦でCMLLのミスティコとタッグ結成が発表された棚橋は「組むのは初めて。触発されるしクルクル飛んでみようかな。タナティコです。」と饒舌。
また、5月3日の『レスリングどんたく2009』で3度目の防衛戦の相手となるNEW JAPAN CUP2009覇者の後藤洋央紀について、棚橋は「何回も同じ過ちを犯さず成長して欲しい。まあ、俺の成長は光よりも速いですけど。頑張れよ!」と余裕のコメント。
- 4.12 後藤「いつでもやってやるけど、今はベルトしか見ていない。でもその方が杉浦にとっても美味しいだろ。」
この日、都内でサイン会に臨んだ後藤洋央紀は前日のノア・杉浦貴の発言に早速呼応した。
『レスリングどんたく2009』でIWGPヘビー級ベルトに挑戦する後藤は「いつでもやってやるけど、今はベルトしか見ていない。でもその方が杉浦にとっても美味しいだろ。」とIWGPの初防衛にノアの杉浦を指名するプランを明かした。
4月11日・静岡大会で前哨戦でぶつかった王者・棚橋弘至について、後藤は「前回戦った時よりは王者らしくなったな。俺の方も経験が全然違うよ。勝つ自信はある!」とコメント。
また、RISEで共闘していた中邑真輔が矢野と結託したことについて、後藤は「あいつが何を考えているのか分からない。俺の中でGBHは考えられない。」と決別を表明。
- 4.12 長州「意識し合っているが、違和感は無い!」
この日、リキプロ〜LOCK UP第二弾〜『COME BACK』(後楽園ホール)のメインで行われた「長州力&藤波辰爾vs藤原喜明&大森隆男」の一戦は、藤波が大森をドラゴンスリーパーでアシストする中、長州が藤原をサソリ固めで仕留め、白星で締め括った。
勝った長州は「意識し合っているが、違和感は無い!」と藤波とのタッグに満足気。
一方、藤波は「ファンの目をもう一度こっちに向けさせたい!これからだ!」とタッグ継続を示唆した。
- 4.12 ライガー「やっぱり初代は引き込まれる。中学時代に戻っていた。」
この日、リキプロ〜LOCK UP第二弾〜『COME BACK』(後楽園ホール)で初タッグを結成した初代タイガーマスク&獣神サンダー・ライガーは、高岩竜一&関本大介と対戦した。
試合は因縁のライガーvs関本が激しくぶつかり合い、途中ライガーが捕まる場面も見られたが、最後は初代タイガーが高岩をタイガースープレックスホールドで仕留め、初タッグの初代タイガー&ライガーが白星を飾った。
勝ったライガーは「やっぱり初代は引き込まれる。中学時代に戻っていた。」とコメント。
- 4.13 5月興行の追加カード発表!!
この日、『レスリングどんたく2009』(5月3日・福岡国際センター)の追加1カード(チェーンデスマッチ「永田裕志vs飯塚高史」)、『Divergence』(5月5日・後楽園ホール)の追加1カード(NJPWvsNOAH「後藤洋央紀&岡田かずちかvs杉浦貴&青木篤志」)、『Dissidence』(5月6日・後楽園ホール)の追加1カード(エニウェアフォールマッチ「井上亘vs石井智宏」)が発表された。
4月5日の『Resolution'09』で行われたチェーンデスマッチでは永田が失神しレフェリーストップで負けを喫しているだけに、永田のリベンジが期待される。
今年のNEW JAPAN CUP一回戦で激突し、遺恨の残り井上と石井がリングアウト無しのエニウェアフォールマッチが決定した。
また、ノアの杉浦発言に即呼応した後藤が若手を従っての団体対抗戦タッグマッチが決定した。
- 4.17 棚橋「全会場で『愛してま〜す!!』を言いますよ。愛の伝道師になります!」
この日、18日から始まる長期シリーズに向けIWGP王者・棚橋弘至が後藤攻略を明かした。
前日に腰を痛めた棚橋は「ぎっくり腰です。」、「もう万全です。怪我はしません。休めませんからね。」とコメント。
今シリーズ後藤洋央紀との対戦が続く、棚橋は「後藤の強さは下半身にある!足を狙い続けてやりますよ。シリーズの点を線にして、全部クライマックスにしますよ!」と足への集中攻撃を予告した。
昨年、TNA遠征で九州で一度も試合出場していない棚橋は「全会場で『愛してま〜す!!』を言いますよ。愛の伝道師になります!」とコメント。
- 4.18 永田「痛いだけなんだよ。凄く楽。」
『レスリングどんたく2009』(5月3日・福岡国際センター)で飯塚高史とのチェーンデスマッチでの再戦が決まった永田裕志は、自信を見せた。
4月5日・両国大会ではチェーンでの絞首刑でレフェリーストップで敗れた永田は「動き回れる訳じゃ無いし、投げることも、受け身を取らなくて良い。痛いだけなんだよ。凄く楽。」とコメント。
- 4.23 中邑&矢野らの新軍団名は「CHAOS(ケイオス)」!!
この日、矢野通からコメントが出され、中邑真輔との新軍団名を「CHAOS(ケイオス)」と発表した。
矢野通からのコメントは以下の通り。
CHAOS−ケイオス−
リングの上に混乱を巻き起こす。
それが新軍団の名前だ。
行儀良く収まったこの新日本に俺達が混沌を生んでやる。
GBH?そんなもん、昔の名前を引きずっているバカ2人にくれてやるよ。
CHAOSは力も頭も使ってのし上がっていく。単細胞のゴリラやチャラ男のチャンピオンとは次元が違うんだよ。
福岡でもバカ2人とやらなきゃいけねえようだが、俺達との差をはっきり思い知らせてやるよ。
- 5.3 棚橋、V3達成!!
この日のメインで行われたIWGPヘビー級選手権試合は、王者・棚橋弘至が昨年G1&今年のNEW JAPAN CUP覇者の後藤洋央紀をスリングブレイド2連発からのハイフライフローで仕留め、3度目の防衛に成功した。
勝った棚橋は「7時か8時に起きて、1日のリズムを戻す。」、「充実感があるし、また一歩成長した。」と長期遠征後のタイトル防衛に満足気。
また、王者・棚橋は5月6日・後楽園大会でミスティコの来日中止に伴い中西学との一騎討ちを予定されていたが、この試合をIWGP防衛戦にするよう要求し、了承された。
棚橋は「折角のゴールデンウィーク。何とか盛り上げたい!」とコメント。
8年振りに復活した「レスリングどんたく」が来年も開催されることが発表された。
棚橋は「プロレスをもう一度楽しませられるのは俺しかいない!日本全国を盛り上げる!」とコメント。
- 5.3 天山「こんな状態でこれ以上、コジに組んでくれとは言えない。コジ、今までありがとう。」
この日のセミに右眼網膜剥離で戦線離脱していた天山広吉が約4ヵ月振りにリング復帰。盟友・小島聡と組んで、ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソンとIWGPタッグ次期挑戦者決定戦を行った。
試合はアンダーソンがガン・スタンで天山を仕留め、天山は復帰戦を白星で飾ることは出来なかった。
試合後、敗れた天山は「こんな状態でこれ以上、コジに組んでくれとは言えない。コジ、今までありがとう。」とテンコジタッグ解消とも取れるコメントの後、小島と固い握手を交わした。
- 5.3 永田「身動きの出来ない相手を蹴り飛ばすのは気分が良くないですよ。」
この日、4月5日・両国大会に引き続いて行われた永田裕志vs飯塚高史のチェーンデスマッチは、CHAOSのセコンド介入などで大流血に追い込まれた永田だったが、最後はロープに両手を挟まれた飯塚に容赦無い顔面蹴りでKO勝利し、リベンジを果たした。
勝った永田は「身動きの出来ない相手を蹴り飛ばすのは気分が良くないですよ。」とコメント。
- 5.3 CIMAの金本戦要求に、ライガー「うちでいつでも用意してくれるさ。」
この日、ライガーは約9年振りに新日マットに登場したドラゴンゲートのCIMAと組んで、金本浩二&タイガーマスクと対戦した。
試合はライガーがCTBで金本を仕留め、ライガー&CIMAが白星を飾った。
試合後、ライガーはライガー応援シートのファンに「ありがとう!」と挨拶。
CIMAが金本との一騎討ちを要求すると、ライガーは「うちでいつでも用意してくれるさ。」とコメント。
- 5.3 中邑「何かを掴みたいと思ったら戦うしかない!」
この日、新テーマ曲で入場した中邑真輔は、コスチュームも赤のショートパンツから黒のロングスパッツに変更。リングイン前の十字を斬る儀式も封印した。
試合は中邑がランドスライドで本間を仕留め、新生・中邑として幸先の良いスタートを切った。
- 5.3 菅林社長「これだけ熱のある大会になるとは思いませんでした。」
大会終了後、菅林社長は「これだけ熱のある大会になるとは思いませんでした。関係が途切れていたスポンサーにも、一から営業し直しました。来年も満員になると思います。」とコメント。
今シリーズを通してグッズ売り上げと観客動員が予想を大きく上回ったという。
中2日で中西学を挑戦者に迎えてIWGP防衛戦を行う王者・棚橋について、菅林社長は「厳しい日程ですが自信があるんでしょう。中西選手は読み合いが通じないと思うので、面白くなると思う。」とコメント。
- 5.5 棚橋「勝ってノアに乗り込む!」
この日のメインで金本浩二と組んで、森嶋猛(NOAH)&飯伏幸太(DDT)を対戦したIWGP王者・棚橋弘至は、元GHC王者・森嶋のパワーに圧倒されるも、スピード&テクニックで応戦。しかし、最後は森嶋のラリアットでグロッキーになった金本に、レフェリーが危険と判断しレフェリーストップを宣告した。
勝った森嶋は「前とは違うね、超刺激的!」とコメント。
また、飯伏はリング上でベスト・オブ・ザ・スーパージュニア出場を要求した。
試合後、明日IWGPベルトに挑戦する中西学がリングインし、王者・棚橋にベルト奪取をアピール。
棚橋は「勝ってノアに乗り込む!」と宣言。
一方、中西は「必ずお前を倒す!」、「IWGPのベルトに憧れてレスラーになったんや!」とシングル初戴冠を誓った。
また、中西は「前の棚橋とは違う。勝負強くなった。」と王者を評した。
- 5.5 杉浦「欲求不満。そろそろシングルやらせろ!」
この日のセミで岡田かずちかと組んで、NOAHの杉浦貴&青木篤志と対戦した後藤洋央紀は、お互い一歩も引かないファイトを展開した。最後は分断に成功したNOAHが杉浦のオリンピック予選スラムで岡田を沈め、敵地で勝利を上げた。
勝った杉浦は「次のシリーズにベスト・オブ・ザ・スーパージュニアあるだろ?プロレスリング・ノアで一番キャリアの短い青木篤志が優勝をさらってやるから、出場させろ!」と青木のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア出場を要求。
また、杉浦は「もうタッグマッチは良いんじゃないか?シングルやろうぜ、シングル!俺はよぉ、欲求不満で溜まってんだよ!!オイ、後藤、やろうぜ!」と後藤に要求。
これを受け、後藤は「上等だ、クソバカ野郎!俺がシングルでやってやる!」と杉浦の要求を了承した。
- 5.5 真壁「てめぇらに地獄見せてやるよ!」
この日、GBHの真壁刀義と本間朋晃は、協力を申し出た井上亘を迎え入れ、CHAOSと対戦した。
試合は奇襲攻撃を受けたGBHだったが、両軍一進一退の攻防で、最後は中邑がランドスライドで本間を仕留め、CHAOSに凱歌が上がった。
敗れた真壁は「てめぇらに地獄見せてやるよ!この野郎!生き地獄だ!」とアピール。
- 5.5 タイガー「あいつの顔面をぶっ潰してやりますよ。」
明日のIWGP Jr.ヘビー級選手権を控え、前哨戦で挑戦者ブラック・タイガーと激突した王者タイガーマスクは、パートナーの中西がアルゼンチンバックブリーカーでアンダーソンを下し、勝利を上げた。
この日も試合後にブラック・タイガーに襲われたタイガーマスクは「あいつのマスクを剥がすどころかあいつの顔面をぶっ潰してやりますよ。俺は今マックスですから。」と制裁を誓った。
- 5.5 天山「モヤモヤは吹っ切れた。凄く興奮している。」
この日、獣神サンダー・ライガー&AKIRAと組んで、永田裕志&S・S・マシン&平澤光秀と対戦した天山広吉は、『レスリングどんたく2009』での敗北を一掃するように、アナコンダバイスで平澤を仕留め、明日のノア小橋戦へ弾みをつけた。
勝った天山は「モヤモヤは吹っ切れた。凄く興奮している。コジにも頑張って欲しい。俺は新日本で頂点を目指す!」とコメント。
- 5.5 中西「倒し甲斐のあるチャンピオン。明日は全身全霊をぶつけて勝ちに行きます!」
この日、明日行われるIWGPヘビー級選手権「(王者)棚橋弘至vs(挑戦者)中西学」の調印式が行われた。
挑戦者・中西は「倒し甲斐のあるチャンピオン。明日は全身全霊をぶつけて勝ちに行きます!」と初戴冠を誓った。
鳴り物入りで新日本に入団した中西だが、これまで5度IWGPヘビー級ベルトに挑戦し、1度も戴冠したことがない。
- 5.6 中西「勝因は苦しんだことやと思います。」
この日のメインで行われたIWGPヘビー級選手権試合「(王者)棚橋弘至vs(挑戦者)中西学」は、棚橋が中西の左膝を集中攻撃しペースを握ったかと思われたが、中西がパワーで挽回し、最後はアルゼンチンバックブリーカーからのジャーマンスープレックスホールドで棚橋を仕留め、6度目の挑戦で初戴冠を成し遂げた。
勝った中西はセコンドの永田裕志に祝福を受け、嬉し泣きした。
悲願のベルトを手中にした中西は「本当に中西学を今まで見捨てずに戴いてありがとうございました。」と観衆に挨拶した。
また、中西は「勝因は苦しんだことやと思います。」、「プロレスをやってなかったら今頃どうなっていたか分かりません。」とコメント。
試合後、棚橋から「一つお願いがある。次は俺に挑戦させてくれ。」とリターンマッチを要求された中西はこれを承諾。
中西は「20年、30年を目指します。」とプロレス道を突き進むことを誓った。
一方、敗れた棚橋は「少しも後悔していない。俺は毎日、精一杯生きている自信がある!中西は強いな。」とコメント。
- 5.6 タイガー「次のスーパージュニア、ベルトを巻いて優勝した姿をお見せします!」
この日行われたIWGP Jr.ヘビー級選手権「(王者)タイガーマスクvs(挑戦者)ブラック・タイガー」は、シリーズ中ブラック・タイガーから執拗に攻撃を受け、マスクを奪われたタイガーマスクが、これまでの鬱積した気持ちを晴らすように、最後はデストロイスープレックスで仕留め、3度目の防衛に成功した。
試合後、ブラック・タイガーにこれまで奪われたマスクを奪回したタイガーマスクは「次のスーパージュニア、ベルトを巻いて優勝した姿をお見せします!」と優勝宣言。
- 5.6 ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア出場選手決定!!
この日、5月30日・後楽園ホールで開幕する「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の出場選手とブロック分けが発表された。
<Aブロック>
1)タイガーマスク、2)AKIRA、3)ミラノコレクションA.T.、4)プリンス・デヴィット、5)ブラック・タイガー、6)邪道、7)青木篤志(NOAH)
<Bブロック>
1)獣神サンダー・ライガー、2)金本浩二、3)田口隆祐、4)タイチ、5)菊池毅(NOAH)、6)飯伏幸太(DDT)、7)YAMATO(ドラゴンゲート)
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