5.30 金本「新日本Jr.が1つになって、準決勝に他団体は上がらせんからな!」
この日開幕した『BEST OF THE SUPER Jr. XVI』のメインでDDTの飯伏幸太と公式戦で激突した金本浩二は、飯伏との打撃の攻防で右目じりから出血するも、最後は飯伏の胴絞めスリーパーホールドを切り返し、金本がアンクルホールドで飯伏から白星を上げた。
勝った金本は「ちょっとみんな聞いてくれ。ノアやろ?ドラゴンゲート、飯伏のDDT。俺は凄いリスペクトしているよ。この中でノアのファン、飯伏のファン、ドラゴンゲートのファンがいると思うけど、悪いけど、新日本Jr.が1つになって、準決勝に他団体は上がらせんからな!」とマイクで観衆にアピールした。
また、金本は「よーし。棚橋の『愛してま〜す』ってあるやろ?俺は言わないから。俺は恥ずかしい、そんなこと。だから、俺が『最高か?』って言ったら、『最高だぜ!』って手挙げてくれ。」と告げると、金本が「俺、最高か?」の言葉に、観衆は「最高だぜ!」と応えた。
5.30 タイガー「前評判通り、素晴らしい選手ですよ。情けない!俺があんだけ押されちゃってね。若手があれなんだから、ノアは凄いと思うよ。」
この日のセミの『BEST OF THE SUPER Jr. XVI』公式戦でノアの青木篤志と対戦したタイガーマスクは、青木の得意の関節技に苦しめられる場面も見られたが、最後はミレニアムスープレックスからデストロイスープレックスで青木を仕留め、白星スタートを切った。
勝ったタイガーは「前評判通り、素晴らしい選手ですよ。情けない!俺があんだけ押されちゃってね。若手があれなんだから、ノアは凄いと思うよ。」と青木を評した。
一方、敗れた青木は「やっぱり強いね、チャンピオン。なめてるつもりはなかったけど強いよ。それはやってて分かる。でも、別にこれが最後じゃ無いし。必ずここに戻って来て、決勝トーナメントに出る!1位でも2位でも良いんだったら、最悪2位でも良いよ。必ずここに戻って来るから。それは約束するわ。」と気合を入れ直した。
5.30 田口「田口に関しては0点という採点です。」
この日、『BEST OF THE SUPER Jr. XVI』公式戦でドラゴンゲートのYAMATOと対戦した田口隆祐は、YAMATOに攻め込まれる場面も見られたが、田口が意地の鹿殺しでYAMATOを仕留め、開幕戦で白星を上げた。
勝った田口は「細かい技術を警戒していたら、苦戦しました。どうしても開幕戦は、心肺機能の面で問題があるので。やっぱり練習と試合では違う。足も思うように動けなくて。週プロさんの採点ら、何点か分からないけど、田口に関しては0点という採点です。こっちがワン・ツー・スリー獲っただけ。」とコメント。
一方、敗れたYAMATOは「楽しかったなぁ。思った以上だよ、田口隆祐。そして、新日本プロレスリング。客も熱いしよぉ。俺は今日負けちまったけど。これから俺はシリーズ通して全戦参戦。全戦参戦だかんな。リーグ戦だけじゃねぇんだ。俺はこのリングで、プロレスに一番大事なもの、持って帰るからな。」とコメント。
5.31 金本「ウソやん!俺、何もやってないで。何もやってない。なにあれ?!」
この日、『BEST OF THE SUPER Jr. XVI』公式戦でノアの菊池毅と対戦した金本浩二は、打撃で菊地を攻め立て、アンクルホールで極めるも菊地がロープエスケープ。それでもアンクルを外さない金本に、菊地がロープを掴みながら立ち上がり、片エビ固めで金本を丸め込み、菊地が宿敵・金本から3カウントを奪った。
勝った菊地は「今、俺、興奮してるよ。いや、正直、昨日試合やって、行けると思ったよ。」、「体制がちょっと崩れたけど『ここしかない』と思って強引に押さえてやったよね。でも、1勝は1勝だから。最後に残るのは1勝だからね。」とコメント。
一方、敗れた金本は「ウソやん!俺、何もやってないで。何もやってない。なにあれ?!向こうのアリ地獄に引っ掛かったみたいや。これからやん。菊地、いたぶるのこれからやん。アカン。ダメだこりゃ。でもよ、今日、俺が菊地に負けてもうたけどよ。絶対、他団体の奴は準決勝に誰も上がらさん。」、「まあ、俺も反則かも知れないけど、丸め込んでカウント獲るというのはおかしいですよ。とにかく、今日の借りは絶対に返す!」とコメント。
6.2
この日のセミの『BEST OF THE SUPER Jr. XVI』公式戦でDDTの飯伏幸太と対戦したタイチは、足攻めで飯伏を追い込んだが、その後、飯伏が得意の打撃と飛び技でタイチを反撃。最後は飯伏がドラゴンスープレックスでタイチから勝利を上げ、公式戦初白星を上げた。
勝った飯伏は「2戦目、勝つことが出来ました。初戦から言ってるんですけど、勝つことが目標なんで、取り敢えず今日の目標は達成されました。」、「新日本プロレスで初勝利出来たんで嬉しいですけど、あとはリーグ戦全勝します。」とコメント。
一方、敗れたタイチは「まだまだ、この業界にあんなスゲェ奴がいるんだなって。あんな奴がいるなんて思わなかったですよ。スゲェなあいつ。」。「まあ、今日は、スピード、テクニック・・・打撃もあいつがちょっとだけ上回っていたかなって。俺が全然劣ってないのは、奴よりカッコイイというところ。」とコメント。
6.3 タイガー「もう金本、ライガーの時代じゃないんだ!」
この日のメインの『BEST OF THE SUPER Jr. XVI』公式戦でミラノコレクションA.T.と対戦したタイガーマスクは、ミラノにペースを乱される場面も見られたが、最後はタイガースープレックスからデストロイスープレックスホールドでミラノを仕留め、公式戦2連勝を上げた。
試合後、開幕戦で激突したノアの青木篤志へ向け、タイガーは「テクニシャンだったんで面食らった。もっともっとやりたい!スーパージュニアが終わったら、チャレンジして欲しいし、スーパージュニアで決勝トーナメントに上がってくれれば良いし。俺も容赦しないよ、彼も覚悟を決めて来て欲しい。もう金本、ライガーの時代じゃないんだ!」と再戦を熱望した。
6.3 田口「ちょっとずつ運が向いてきてる。ライガーさんに勝って勢いづくだろう。YAMATOをもう倒しておいたし。」
この日のセミの『BEST OF THE SUPER Jr. XVI』公式戦でDDTの飯伏幸太と対戦した田口隆祐は、飯伏の足を徹底的に攻撃しスピードを封じ、最後はだるま式ジャーマンからどどんで仕留め、2連勝した。
勝った田口は「飯伏は左手首を怪我している感じだった。テーピングを触ったらガチガチだった。」、「ちょっとずつ運が向いてきている、ライガーさんに勝って勢いづくだろう。YAMATOをもう倒しておいたし。」とコメント。
6.3 YAMATO「完全勝利じゃねえか。熱くなったら俺の思う壺だよ。」
この日、『BEST OF THE SUPER Jr. XVI』公式戦で獣神サンダー・ライガーと対戦したドラゴンゲートのYAMATOは、開始僅か3分38秒ギャラリアでライガーを仕留め、ライガーから金星を上げた。首を痛めたライガーはそのまま担架で退場した。
勝ったYAMATOは「完全勝利じゃねえか。熱くなったら俺の思う壺だよ。去年は福岡でCIMAを絞め落とした。今日はその時のCIMAのパートナーだ。もうお前らの時代じゃねえ!YAMATOの時代だ!」とコメント。
6.14 金本、7年振り3回目のV!!
この日のメインで行われたBEST OF THE SUPER Jr.XVI優勝戦は、ノアの青木篤志を準決勝で破った金本浩二と、DDTの飯伏幸太を準決勝で破ったプリンス・デヴィットで行われた。
試合は金本が変型ヒールホールドでデヴィットからギブアップを奪い、金本が7年振り3度目の栄冠に輝いた。
優勝した金本は「Hikaru!獲ったぞスーパージュニア!」とコメント。
試合後の会見で、金本は「今年中に二世が誕生します!」と報告。
また、金本は「ゴールは見えている。長いプロレス人生は考えていない。」とコメント。
6.20 ブラック・タイガーの正体はやはり高岩竜一!!
この日行われた「タイガーマスクvsブラック・タイガー」の敗者覆面剥ぎマッチは、タイガーマスクが4分32秒羽根折り固めでブラック・タイガーを仕留め、BEST OF THE SUPER Jr.の雪辱を果たした。
敗れたブラック・タイガーは覆面剥ぎに抵抗し逃亡したが、BEST OF THE SUPER Jr.覇者・金本浩二に連れ戻され、最後は大「高岩」コールの中、タイガーマスクがブラック・タイガーの覆面を剥がした。
ブラック・タイガーは顔を必死に隠し、そのまま退場した。
勝ったタイガーマスクは「奴の居場所はもう無い。新日本からサヨナラだ。」とコメント。
試合後に登場した金本からベルト挑戦を表明されたタイガーは「刺激のある試合をしましょう。」と了承した。
金本について、タイガーマスクは「相手は勢いはあるが、もう新日本ジュニアは金本、ライガーの時代じゃ無い!」とコメント。
6.20 田口&デヴィット、IWGP Jr.タッグ挑戦権獲得!!
この日行われたIWGP Jr.タッグ王座挑戦者決定戦「田口隆祐&プリンス・デヴィットvsミラノコレクションA.T.&タイチ」は、BEST OF THE SUPER Jr.の雪辱に燃える田口がどどんでタイチを仕留め、リベンジを果たした。
4月に続き2度目の挑戦権を得た田口は「もちろんあの時より。後は俺の英語力が上がれば磐石!必ず取り返す!」と必勝を誓った。