NOAH2009年5月8日〜6月22日
NOAH2009年5月8日〜6月22日
- 5.8 KENTA「若い人がベルトを巻いた方が業界のため!」
この日、KENTAは自身プロディース興行が残りカードについてコメントした。
プライベートで不仲という理由でディスオベイの鈴木鼓太郎について、KENTAは「あいつは絶対に出さない!」とコメント。
また、三沢&小橋の出場について、KENTAは「出さないかも知れない。」とコメント。
秋山とのシングル対決にKENTAは「絶対勝ちにいく!蹴りまくる!」、「若い人がベルトを巻いた方が業界のため!」とコメント。
GHCジュニアヘビー級選手権次期挑戦者決定戦「リッキー・マルビンvs石森太二」について、KENTAは「どっちが勝っても良い。ベルトは渡さない。」とコメント。
謎の黒覆面の正体がマルビンだったことに触れ、KENTAは「これで負けたら恥ずかしいだけ。」とコメント。
- 5.11 小橋「これで何も無かったら、あいつら終わり。」
この日、都内で行われた役員会に出席した小橋が、役員会終了後に次期シリーズフル参戦(2シリーズフル参戦)を明かした。
2シリーズフル参戦は癌から復帰して初となる。
5月6日・日本武道館大会でディスオベイと因縁が生まれた小橋は「これで何も無かったら、あいつら終わり。」とコメント。
また、秋山との共闘の可能性も出てきた小橋は「一歩でも前に出て行かないと。」とコメント。
- 5.11 来年上旬に中国進出!!
この日、仲田龍統括本部長は今夏開催を目指していた中国遠征を来年上旬に変更したことを明かした。
昨秋に上海体育局から興行開催のオファーを受け、現地調査に赴くなど前向きに検討されていた。
5月6日・日本武道館大会を視察した関係者は「楽しかった。勝算はある。春節(2010年は2月14日)の前にやりたい!」と要望してきたという。
仲田統括本部長は「シリーズ中でも調整する。」とコメント。
- 5.14 小橋「もっと熱く、熱血先生になる!」
この日、都内の帝京平成大で小橋建太が「命の尊さとプロレスと人生」を主題にして講義を行った。
講義では膝の負傷や癌克服の体験談、試合映像などを交えて行われた。
小橋は「苦しいことがあっても頑張り続ければ必ず何かの結果を残す。」と語った。
5月28日も講義予定の小橋は「もっと熱く、熱血先生になる!」と意気込んだ。
GHC現王者の秋山準に対し、小橋は「俺が挑戦するまで防衛して欲しい。10回くらい。」とGHCヘビー挑戦を掲げた。
- 5.17 KENTA「来てくれた人が決めてくれたらいい。」
この日、自身初のプロデュース興行を行ったKENTAはディファ有明を超満員にした。
試合前、KENTAは「ノアの将来への可能性を感じ取って貰いたい。」とコメント。
第1試合前にゴングを打たず、試合の間にBGMを流すなど、これまでとは趣向を変えた。
KENTAは「よりライブ感を出したい。」と演出面にも気を遣った。
試合後、KENTAは「来てくれた人が決めてくれたらいい。」と自身プロデュース興行の評価を観衆に委ねた。
- 5.17 秋山「久しぶり体全体がしびれた。頭が真っ白。本当に全部の技を出した。」
この日のメインでKENTAと約5年振りの一騎討ちを行った秋山準は、KENTAとの一進一退の攻防を繰り広げるも、最後はGHCヘビー級ベルトを奪取した時と同じ変型スターネスダストα連発でKENTAを仕留め、秋山が意地を見せた。
試合後、両者は握手を交わし、秋山は「自分もノアを何とかしたい!」と同調した。
勝った秋山は「久しぶり体全体がしびれた。頭が真っ白。本当に全部の技を出した。」とコメント。
一方、敗れたKENTAは「勝ちたかった。団体を支えている人だと思う。」と王者を評した。
- 5.17 金丸「考え方の違いがある。次シリーズにはハッキリさせる!」
この日、石森太二vs伊藤旭彦との3WAYマッチに出場した金丸義信だったが、相棒の鈴木鼓太郎が乱入してノーコンテストとなった。
急遽、金丸義信&鈴木鼓太郎vs石森太二&伊藤旭彦のタッグマッチが行われ、鈴木がブルーデスティニーで伊藤を仕留め、ディスオベイが勝利した。
試合後、ラリアットの誤爆を受けた鈴木が、金丸に椅子攻撃を敢行しようとする鈴木に激怒。
金丸は「あっちへ行け!」とその場は鈴木を追い払ったが、金丸は「考え方の違いがある。次シリーズにはハッキリさせる!」とGHC ジュニアタッグ王者に亀裂が入った。
- 5.17 三沢「楽しくやって疲れた。お面?1回も使ってないよ。下ネタじゃないから。」
この日、志賀賢太郎&川畑輝鎮と組んで、齋藤彰俊&井上雅央&橋誠と対戦した三沢光晴が、いつもと違ったお笑いファイトで観衆を唖然とさせた。
橋が持参した天狗のお面を奪った三沢は、お面を被ると天狗の鼻で相手の肛門を突き刺した。更に、そのお面を自分の股間にあてがうパフォーマンスを披露。
試合は井上が志賀の前方回転エビ固めを返し、三沢組は敗れた。
試合後、三沢は「楽しくやって疲れた。お面?1回も使ってないよ。下ネタじゃないから。」とおとぼけた。
- 5.17 小橋「KENTAが見たかったんだろう。ファンが喜んでくれたら嬉しい。」
この日、小橋建太が第1試合に登場。平柳玄藩とシングルで激突した。
平柳から唾を吐かれ、急所攻撃を受けた小橋は、チョップで平柳に制裁を加えると、最後は剛腕ラリアットで仕留めた。
勝った小橋は「最近、調子に乗っているみたいだからね。」、「KENTAが見たかったんだろう。ファンが喜んでくれたら嬉しい。」とディスオベイ制裁に満足気だった。
- 5.18 秋山「ディスオベイをやっつけてやりましょう。」
この日のメインで行われた秋山準&谷口周平vs小橋建太&潮崎豪は、潮崎がゴーフラッシャーで谷口を仕留め、小橋&潮崎が勝利した。
試合後、秋山が「ディスオベイをやっつけてやりましょう。」と小橋に握手を求めると、小橋は「分かった」とがっちり握手を交わした。
小橋は「まず対ディスオベイで組む。あとはあいつらがどこまで来るかだね。やるなら徹底的に来いよ。折角くんだけど、次期シリーズで解散になるかもしれない。」とコメント。
- 5.18 マルビン、GHCジュニア次期挑戦権獲得!!
この日、GHCジュニア・ヘビー級選手権次期挑戦者決定戦「石森太二vsリッキー・マルビン」は、25分を超える死闘となり、最後はマルビンが新必殺技の変型バックブリーカーで石森を沈め、次期挑戦権を獲得した。
勝ったマルビンは王者・KENTAをリングに呼び込み、次期シリーズ開幕戦でのタイトルマッチを要求。
すると、KENTAは「俺はどこだっていつだってやってやるよ。次の開幕でやりたいならやってやるよ。」とマルビンの要求を了承。
また、KENTAは「このベルトに対する思いが俺とお前じゃ違うんだよ。」と言い放った。
- 5.21 秋山、力皇との防衛戦決定!!
この日、都内の帝京平成大で教壇に立った秋山準は、テーマ「自律神経障害に対するスポーツ選手とコンディショニング」で自身のパニック障害を交えて講義を行った。
講義を終えた秋山は「東京ドームより疲れた。記憶が飛んだ。」とコメント。
また、次期シリーズ・博多大会(6月14日・博多スターレーン)でGHCヘビー級選手権「(王者)秋山準vs(挑戦者)力皇猛」が発表された。
挑戦者・力皇に対し、秋山は「シリーズを盛り上げてみせろ!木こりみたいな顔なんだから、山篭りでもしたら?」とアドバイス。
また、秋山は「ノアを面白くする!」とノア活性化を誓った。
- 5.22 次期シリーズ主要カード決定!!
この日、次期シリーズの主要カードが発表された。
広島大会(6月13日・広島グリーンアリーナ)ではグローバル・タッグリーグ'09覇者の三沢光晴&潮崎豪がGHCタッグ王者の齋藤彰俊&バイソン・スミスに挑戦が決定。
また、最終戦(6月22日・後楽園ホール)では谷口周平が驀進十番勝負・第4戦:三沢光晴、青木篤志が閃光十番勝負:第8戦:獣神サンダー・ライガー(新日本)が決定した。
- 5.27 小橋、白GHCに挑戦決定!!
この日、次期シリーズの八王子大会(6月8日・京王プラザホテル八王子5階ホール)で小橋建太が復帰後初となるタイトル挑戦(グローバル・ハードコア・クラウン無差別級タイトルマッチ「(王者)橋誠vs(挑戦者)小橋建太」)が発表された。
- 5.28 小橋「まだ何も聞いていないけど、ルールは橋に任せる。5分1本勝負でも良い!」
この日、帝京平成大で2度目となる講義を行った小橋建太は、講義後、前日に決定したグローバル・ハードコア・クラウン無差別級王座挑戦について語った。
今回の白GHC挑戦について、小橋は「男同士の約束だからやる!」と秋山準の「俺が潮崎から初防衛したら」との要求を受けたことを明かした。
王者・橋誠から「10分間チョップ禁止」などの要求を提示しているが、小橋は「まだ何も聞いていないけど、ルールは橋に任せる。5分1本勝負でも良い!」とコメント。
しかし、小橋は「本当は”復帰後初”とかメモリアル的なことに関係無く、橋なんかに挑戦するのは嫌だったんだけどね。」と本音をポツリ。
- 6.3 KENTA「やられた怒りをぶつける!きっちり清算する!」
この日、シリーズ開幕戦で行われるGHCジュニア・ヘビー級選手権「(王者)KENTAvs(挑戦者)リッキー・マルビン」の調印式が都内で行われた。
王者・KENTAは「何としてもチャンスを掴もうとした6年だったのか、ただ居心地が良くて過ごした6年だったのか。後者という気がする。安住しちゃったというか。」と挑戦者・マルビンを見下した。
謎の黒覆面(リッキー・マルビン)に再三襲撃されたKENTAは「やられた怒りをぶつける!きっちり清算する!」とコメント。
- 6.4 KENTA「今日のクオリティーの試合を日々やっていれば必ずチャンスは回ってくる。」
この日のメインで行われたGHCジュニア・ヘビー級選手権試合「(王者)KENTAvs(挑戦者)リッキー・マルビン」は、KENTAがフィニッシュのgo 2 sleepをことごとくマルビンに切り返されたものの、最後はKENTAがマルビンのウラカンラナを堪え、go 2 sleepでマルビンを仕留めた。
挑戦者・マルビンについて、2度目の防衛を果たしたKENTAは「今日のクオリティーの試合を日々やっていれば必ずチャンスは回ってくる。」とコメント。
- 6.4 秋山「挑戦者なんでもっとガンガン来ても良い。」
この日の開幕戦で前シリーズ最終戦で共闘した秋山準&小橋建太がディスオベイと6人タッグで激突した。
試合は秋山が鈴木をエクスプロイダーで仕留め、力皇との前哨戦に勝利した。
勝った秋山は「挑戦者なんでもっとガンガン来ても良い。」とコメント。
パートナーの小橋について、秋山は「何も言わなくても必要以上に動いてくれる。」とコメント。
これを受け、小橋は「再結成した感じ。」と笑顔で応えた。
- 6.4 小橋、白GHC戦は10分間チョップ禁止!!
この日、今シリーズの八王子大会(6月8日・京王プラザホテル八王子5階ホール)で開催される白GHC戦の特別ルールが決定した。
王者・橋の要求が通り、15分1本勝負の開始から10分間は小橋のチョップ禁止。その間のチップについては、1回目は注意、2回目は警告、3回目で反則負けとなる。
また、15分間時間切れ引き分けの場合は、従来と異なり王者防衛となる。
レフェリーについては、小橋の要求が通り、秋山準が裁く。
王者・橋は「このルールを承諾したのが小橋の敗因。勝利が手の届くところに見えてきた。」と自信満々。
秋山のレフェリーについて、橋は「厳正にジャッジしてくれると思う。」とコメント。
- 6.4 潮崎「アメリカでは組むことが多くて見ていたけど、あそこまで変則な感じのレスラーはあまりいないし、構えてないところでエルボーが飛んでくるのが効きますね。」
この日、クリス・ヒーローと一騎討ちを行った潮崎は、変則的なヒーローの攻めに苦しむも、最後はラリアット3連発からゴーフラッシャーで勝利した。
勝った潮崎は「アメリカでは組むことが多くて見ていたけど、あそこまで変則な感じのレスラーはあまりいないし、構えてないところでエルボーが飛んでくるのが効きますね。」とヒーローを評した。
- 6.4 杉浦「寂しいよ、このお客さんの数は。みんなが頑張らないと辛いよ、これは。」
この日、健介オフィスの起田高志とシングルで激突した杉浦貴は、オリンピック予選スラムで起田に勝利した。
観衆が1800人だったことに、杉浦は「寂しいよ、このお客さんの数は。みんなが頑張らないと辛いよ、これは。」と危機感を募らせた。
対戦相手の起田について、杉浦は「直向でがむしゃらで良いんじゃないか。今の僕にも必要だと思う。」とコメント。
- 6.4 石森「このタッグに全てを賭けている。この2人で次期シリーズのジュニアタッグリーグにいきたい!」
この日、KENTAとのタッグを解消し、金丸義信とタッグを組んだ石森太二は、赤のコスチュームで登場。
試合は若手コンビ青木篤志&伊藤旭彦を圧倒し、石森の450スプラッシュから金丸のタッチアウトで伊藤を仕留め、開幕戦を白星で飾った。
勝った石森は「このタッグに全てを賭けている。この2人で次期シリーズのジュニアタッグリーグにいきたい!」とコメント。
また、石森は7月26日・横田基地で開催される「セントラルジャパンボディービルチャンピオンシップ」70kg級に出場することを明かした。
石森は「プロレスを疎かにしてまでやろうとは思わないが、出来ると思っている。もう練習が終わって69.8kgくらい。カットを良くするため、もっと落としてから筋肉をつけていく。」とコメント。
- 6.6 秋山「あいつの殻を破る強い対抗軸になりたい。」
この日、伊藤旭彦と組んで、健介オフィスの佐々木健介&中嶋勝彦と対戦した秋山準は、パートナーの伊藤が中嶋のデスロールに沈み、試合に敗れた。
小橋建太の白GHC挑戦を要請した理由について、秋山は「今のままだと小橋さんはタッグ戦ばかりになる。ベルトを獲って、シングルの勘を取り戻して欲しかった。」と真意を明かした。
また、GHC挑戦者・力皇猛について、秋山は「リキは迷っていた。あいつの殻を破る強い対抗軸になりたい。」とコメント。
- 6.6 小橋「体に染みついている。使ってしまうかも。」
この日、グローバル・ハードコア・クラウン無差別級タイトルマッチの前哨戦が行われた。
小橋は「チョップ禁止にしやがって!!」と叫びながら、橋にチップ30連発を見舞った。
試合は橋のパートナー・齋藤彰俊が小橋のパートナー・谷口周平をスイクルデスで仕留め、王者・橋が前哨戦を制した。
勝った橋は「オイ!小橋!大好きなチョップが使えないんだろ。明後日は絶対勝つ!」と勝利宣言。
一方、敗れた小橋は、チップ禁止の対策としてエルボーと腕を振り回すハンマーパンチを練習中であることを明かした。
- 6.6 KENTA「リズムが思うようにいっていない。」
この日、ボビー・フィッシュと一騎討ちを行ったKENTAは、go 2 sleepでフィッシュを仕留め、勝利した。
勝ったKENTAは「リズムが思うようにいっていない。」とコメント。
先日のGHCジュニア・ヘビー戦について、KENTAは「タイトルを落としていないだけ。まだまだ。」とコメント。
また、KENTAは「最後はリズム良くミュージックを奏でたい。」とコメント。
- 6.8 小橋、白GHC奪取!!
この日のセミで行われたグローバル・ハードコア・クラウン無差別級タイトルマッチ「(王者)橋誠vs(挑戦者)小橋建太」は、開始から10分間まで小橋得意のチョップ禁止の特別ルールが採用されるも、2度チョップを放った小橋に特別レフェリーの秋山準から注意、警告が言い渡された。
3度目のチョップで反則負けとなる小橋は、10分間我慢すると、そこから約2分間で83発のチップを橋に見舞い、最後は剛腕ラリアットで橋を仕留め、第9代王者に君臨した。
勝った小橋は「俺が10回防衛したら約束が果たせるかも。」とコメント。
これを受け、秋山は「だったら俺も10回防衛しないとな。」と応えた。
また、小橋は「もっとベルトを輝かせないと。」とコメント。
- 6.8 高山「秋山に敬意は表した。ただ、あいつが獲れなかったベルト。あとはどう響くか。何かしらの思いはあるはず。」
この日、GHCヘビー級王者・秋山準と三冠王者・高山がタッグで激突した。
三冠戴冠以来、初めて3本のベルトを持って登場した高山は、秋山と谷口を圧倒し、最後は高山のパートナー・杉浦貴がオリンピック予選スラムで谷口を仕留め、高山&杉浦が勝利した。
勝った高山は「このベルトはノアのパンドラの箱になるかもね。」と意味深発言。
試合後、高山は「秋山に敬意は表した。ただ、あいつが獲れなかったベルト。あとはどう響くか。何かしらの思いはあるはず。」とコメント。
- 6.8 金丸「今は石森とやっている方が良い流れ。このシリーズ中ははっきりするでしょう。ベルトは平柳にあげても良い。」
この日、石森太二とタッグを組み、健介オフィスの中嶋勝彦&宮原健斗と対戦した金丸義信は、石森とも息もバッチリで、最後は石森が450°スプラッシュで宮原を仕留め、開幕から3連勝。
現在、鈴木鼓太郎とGHCジュニア・ヘビー級タッグ王者の金丸は「今は石森とやっている方が良い流れ。このシリーズ中ははっきりするでしょう。ベルトは平柳にあげても良い。」と鈴木とのタッグ解消を匂わせた。
- 6.13 三沢逝去。
この日のメインで行われたGHCタッグ選手権試合「(王者)齋藤彰俊&バイソン・スミスvs(挑戦者)三沢光晴&潮崎豪」は、齋藤がバックドロップを三沢に見舞い、頭を強打した三沢が意識を失い、レフェリーストップで王者が3度目の防衛を果たした。
三沢は心肺停止状態で、リング上で蘇生処置を試みるも、息を吹き返すこと無く、広島大学病院に搬送された。
目撃した選手は「バックドロップを食らって何も言わなくなった。AEDをやったり、救急隊員が来ても全然リアクションが無く、ピクリともしないまま担架に運ばれた。」とコメント。
午後10時10分、搬送先の病院で三沢光晴は永眠した。
病院で対応した団体広報は「原因は不明。それ以上は分からない。」とコメント
14日の博多大会開催について、ノアの広報担当は「役員会を緊急に開いている。まだ結論は出ていません。」とコメント。
また、ファンに対して、ノアの広報担当は「10カウントゴングで皆さんに報告したい。」とコメント。
- 6.14 潮崎、GHCヘビー戴冠!!
この日のメインで行われる予定だったGHCヘビー級選手権試合「(王者)秋山準vs(挑戦者)力皇猛」が、秋山の腰椎椎間板ヘルニアを理由に欠場。そしてベルトも返上した。
秋山は「三沢さんやファンの皆さんに申し訳無い。」とリング上から挨拶し、秋山から指名を受けた潮崎豪と力皇との間で王座決定戦が行われることとなった。
試合は潮崎がローリングエルボーからのゴーフラッシャーで力皇を下し、潮崎が2度目の挑戦でGHCヘビーを戴冠した。
試合後、ベルトを掲げた潮崎は三沢の遺影に一礼をした。
潮崎は「社長の前で獲れて良かった。」、「責任を持ってやり通す。体がボロボロでも立ち向かう。人生を悔いの無いようにやり尽くす!」とコメント。
- 6.14 予定通り博多大会開催!
この日、予定通り博多スターレーンでの興行は行われ、第1試合前に三沢光晴の遺影を持った百田光雄副社長らがリングイン、所属選手らがリングを囲み、追悼10カウントゴングが鳴らされた。
リング上から百田光雄副社長が挨拶をすると、観衆から拍手が起こり、三沢の入場テーマ曲「スパルタンX」が流れると大ミサワコールが沸き起こった。
昨夜三沢と対戦し、バックドロップを見舞った齋藤彰俊が第2試合に登場。試合後、献花台の遺影指差した齋藤は「社長、すみません!」と土下座した。
退場後に泣き崩れた齋藤は「あの声援は三沢光晴に向けたものです。『責任を取れ』という声援です。」、「社長は弱音を吐くと怒る。大きな十字架を背負って前進していきたい!」とコメント。
- 6.15 潮崎「勝っただけで全然ダメ!」
この日、新王者として初試合(タッグ戦)に臨んだ潮崎豪は、相手の合体技に苦しむも、最後はマルビンの空中技を捕獲すると、そのままゴーフラシャーに移行して、マルビンを仕留めた。
勝った潮崎は「勝っただけで全然ダメ!」と自らにダメ出し。
また、潮崎は「社長の前で獲った。もう悲しみは通り過ぎている。」とコメント。
- 6.15 小橋「まだ話せない。」
この日、川畑輝鎮と組んで、バイソン・スミス&ボビー・フィッシュと対戦した小橋建太は、マシンガンチョップで観衆を沸かせたが、最後はパートナーの川畑がフィッシュのファルコンアローに沈み、敗れた。
この日も小橋は無言で引き揚げた。関係者によると、小橋は「まだ話せない。」と周囲に語ったという。
- 6.15 死因は頸椎損傷に伴う頸髄離断。
この日、13日に逝去した三沢光晴の死因が頸椎損傷に伴う頸髄離断だったことが分かった。
広島中央署は、検視の結果、首の頸椎が外部からの強い衝撃でズレ、その中を走る神経の頸髄が離断した状態になっていたという。
- 6.15 KENTA「俺みたいなナイスガイを振って・・・」
この日、青木篤志と組んで、金丸義信&石森太二と対戦したKENTAは、かつてのパートナー・石森に復縁を迫るも、反則パンチを見舞われ、金丸に逆さ押さえ込みで3カウントを奪われ敗れた。
敗れたKENTAは「俺みたいなナイスガイを振って・・・」と怒り心頭。
次期シリーズのジュニア・タッグリーグのパートナー不在のKENTAは「高山さんが減量してくれると言っていた。」と嘯いた。
- 6.15 三沢、年内引退を決意していた。
この日、ノアの仲田龍取締役統括本部長が13日に逝去した故・三沢光晴社長が年内引退を決意していたことを明かした。
仲田統括本部長は「いつかは言えない。」と引退する日は明かさなかったが、仲田統括本部長と真由美夫人の2人だけが引退日を聞きており、9日・沼津大会の控え室では引退へ向けた具体的なプランについて話し合ったという。
故・三沢社長は「引退ツアーとかはやらない。」と明言していたという。また、引退した選手のことを考えた起業プランを練ってという。
仲田統括本部長は「自分が必ず実現していきます。」と社長の意思を引き継ぐ構え。
- 6.15 仲田統括本部長「社長の意思を最優先。」
この日、百田光雄副社長は今月25日に開催予定だった役員会を23日に前倒しで開催することを明かした。
百田副社長は「こんな事態だから。」と新人事や密葬後のお別れ会について話し合うという。
お別れ会についてメジャー3団体(新日本、全日本、ノア)の合同開催の可能性を聞かれた百田副社長は「無いとは言えない。」とコメント。
後任人事について聞かれた仲田龍統括本部長は「いつかは詰めないといけない。落ち着いたら取り掛かりたい。」とコメント。
法人としての代表権を持っていたのは三沢社長ただ一人で、会社として3ヵ月以内に代表権のある新社長を決める必要があるという。
仲田統括本部長は「社長の意思を最優先。」とコメント。
- 6.22 小橋「三沢さんから受け継いだプロレス道を邁進していきたい。」
この日の全試合終了後、小橋は「いつも目標で追いかけてきた大きい存在。いっぱいあり過ぎて・・・。この人とだったらいけるとこまでいけた。」と社長について語った。
また、小橋は「三沢さんから受け継いだプロレス道を邁進していきたい。現実を受け止めて、前に向かっていかないと。」とコメント。
三沢の最後の対戦相手だった齋藤彰俊に対し、小橋は「お互い全力でやったんだから、誰も責められない。」とコメント。
- 6.22 中嶋「借りは即返します!」
この日のメインで行われた潮崎豪&KENTAvs佐々木健介&中嶋勝彦は、ノアvs健介オフィスの試合でありながら、現GHC王者vs元GHC王者の戦いでもある。
試合は30分を超える死闘となり、最後は潮崎がゴーフラッシャーで中嶋を仕留め、現GHC王者コンビが勝利を収めた。
試合後、マイクを握った潮崎は「今シリーズ、本当に辛いことがありました。ファンも辛かったと思います。選手は一丸となってもっともっと盛り上げていきますので、宜しくお願いします。」と挨拶。
また、潮崎は「どんな状況でも常に全力でやっていく精神を受け継ぎたい。」とコメント。
一方、敗れた中嶋は「借りは即返します!同期として負けられない。階級は関係無い!」と潮崎へのリベンジを誓った。
- 6.22 谷口、十番勝負4連敗!!
この日、谷口周平”驀進十番勝負”第4戦で三沢光晴と対戦するはずだった谷口周平は、対戦相手がバイソン・スミスに変更され行われた。
試合は谷口が三沢の得意技・ランニングエルボーをバイソンに見舞い観衆を沸かせ、ジャーマン3連発を見舞うなど検討したが、最後はバイソンのパワーボムからのバイソン・テニエルに沈み、十番勝負4連敗となった。
- 6.22 青木「次はしっかり仕留めてやる!」
この日行われた青木篤”閃光十番勝負”第8戦(vs獣神サンダー・ライガー(新日本))は、青木が得意の腕極めと投げ技でライガーを追い込むも、最後はライガーの足折り回転エビ固めに敗れ、通算成績を1勝7敗とした。
敗れた青木は「次はしっかり仕留めてやる!」とリベンジを誓った。
また、青木は「みんなで力を合わせてノアを世界一の会社にして、社長に『俺やってますよ』って言えるように・・・」とコメント。
- 6.22 森嶋「この状況で下を向いている場合じゃ無い!」
この日、IWGPヘビー級王座挑戦が決定した杉浦貴とタッグを組んだ森嶋猛が佐野巧真&高山善廣と対戦した。試合は杉浦が佐野を足首固めで仕留め、森嶋&杉浦が勝利した。
杉浦は無言で立ち去ったが、森嶋は「この状況で下を向いている場合じゃ無い!佐々木健介さんと組んでやってきてるし、俺はいつでも上の人間に挑戦する準備が出来てる!」と健介とのGHCタッグ挑戦を表明した。
- 6.22 ジュニア・タッグリーグ出場チーム決定!!
この日、次期シリーズに開催される第3回日テレ杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦の出場8チームが発表された。
1)KENTA&石森太二、2)金丸義信&鈴木鼓太郎、3)菊地毅&伊藤旭彦、4)平柳玄藩&菊タロー(アキバ)、
5)中嶋勝彦(健介オフィス)&宮原健斗(健介オフィス)、6)ブライアン・ダニエルソン&ロデリック・ストロング、
7)リッキー・マルビン&エディ・エドワーズ、8)青木篤志&飯伏幸太(DDT)
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