NOAH2009年6月23日〜7月25日
NOAH2009年6月23日〜7月25日
- 6.23 百田実行委員長「みんなで気持ち良く送ってあげたい。」
この日、役員会が開かれ、13日に逝去した三沢光晴社長の「お別れ会」(7月4日・ディファ有明)へ向け実行委員会が設立された。
実行委員長に就任した百田光雄副社長は「みんなで気持ち良く送ってあげたい。」とコメント。
1999年3月17日に行われた「ジャイアント馬場お別れの会 ありがとう」を手本とし、当時と同じ業者に開催協力を依頼したことを明かした。
新人事について、百田副社長は「今の段階では決められない。今は合議制で。」とコメント。
次回役員会が「お別れ会」の翌日(7月5日)以降のため、百田副社長は「早い時点で新しい代表を決めていかないと。」とコメント。
- 6.23 小橋「まずはしっかり三沢さんをファンも含めて送ってあげることが一番大事。」
この日、役員会に出席した小橋建太は「三沢さんが作った会社だから。まずはしっかり三沢さんをファンも含めて送ってあげることが一番大事。」とコメント。
役員会の内容について聞かれると、小橋は「色々あったけど、今お話出来ることはここまで。」と詳細は明かさなかった。
- 6.30 KENTA「よりを戻した恋人と一緒。今が一番強い。」
この日、ROH遠征から帰国したKENTAが都内でジュニア・タッグリーグ戦3連覇を誓った。
ROHで行われた三沢追悼セレモニーで、観衆の大「三沢」コールを聞いて、KENTAは「あれだけリスペクトされるのは凄い。自分も日本でトップを走って続きたい。」とコメント。
タッグリーグ戦のライバルとして別ブロックの鈴木鼓太郎(パートナーは金丸義信)の名を挙げた。
石森太二と復縁したばかりのKENTAは「よりを戻した恋人と一緒。今が一番強い。」と自信を見せた。
- 7.2 森嶋「社長は『お前がやりたいようにやれ』と言ってくれた。」
この日、選手会長・森嶋猛が選手会興行『NO PAIN NO GAIN』(7月5日・ディファ有明)の成功を誓った。
森嶋は「社長は『お前がやりたいようにやれ』と言ってくれた。社長がゴーサインを出した最後の大会なんでファンを満足させたい。」とコメント。
- 7.5 鈴木「次のシリーズは俺にかかってくると思う。」
この日のメインで力皇猛と対戦した鈴木鼓太郎は、体格差に勝てず、最後は力皇の無双に沈んだ。
敗れた鈴木は「与えられた条件でどれだけ頑張るか。」と三沢社長のポリシーを引用した。
また、鈴木は「次のシリーズは俺にかかってくると思う。」とジュニアタッグリーグ戦での奮起を誓った。
- 7.5 潮崎「まだまだKENTAさんには及ばない。凄いです。」
この日のセミで実現したGHCヘビー&ジュニア・ヘビー王者対決は、KENTAが徹底して潮崎の右腕を攻めるも、KENTAのgo 2 sleepを切り返し、潮崎がラリアットの連発で逆転。最後は垂直落下式変型リバースDDTでKENTAを仕留め、ヘビー級王者の意地を見せた。
勝った潮崎は「まだまだKENTAさんには及ばない。凄いです。」と先輩を称えた。
また、潮崎は「俺がもっと上がっていったら・・・」とKENTAとのタイトル戦を見据えた。
- 7.5 杉浦「夏休み返上で大暴れしてやるよ!」
この日、選手会興行でファン抽選による5大シングルマッチで石森太二と激突した杉浦貴は、石森に自身の必殺技・オリンピック予選スラムを食らうと、倍返しとばかりに石森を雪崩式オリンピック予選スラムを仕留め、完勝した。
興行終了後に新日本の真夏の祭典「G1クライマックス」出場を聞かされると、杉浦は「何でタイトル戦の前に・・・。新日本の揺さぶりか?」、「あっ、俺にベルトを獲られると思ったんだ。」と高笑い。
そして、杉浦は「レスラー冥利に尽きるね。毎日が刺激的だろうし、俺も求めていたものだ。」、「夏休み返上で大暴れしてやるよ!」とコメント。
- 7.5 森嶋「次のシリーズも選手一丸で頑張ります!」
この日の第3試合で齋藤彰俊と対戦した森嶋猛は、バックドロップの連発で齋藤を仕留め、選手会興行を締め括った。
勝った森嶋は「齋藤さん、これからも一緒に頑張りましょう。」とリング上で呼び掛けた。
敗れた齋藤は「変な意味では無く、魂のこもったバックドロップを受けました。勝負してくれて感謝している。」とコメント。
選手会長・森嶋は「次のシリーズも選手一丸で頑張ります!」と挨拶。
三沢さんの映像とテーマ曲「スパルタンX」が流れ、最後に「三沢さんがつくったノアの戦いを選手一同受け継いでいきます」とメッセージがスクリーンに映し出された。
- 7.5 丸藤正道?「ファンが流した涙を力に変えて、この会社を大きくしたら、社長も喜んでくれる。絶対に社長を忘れない!」
この日の第1試合に行われたロイヤルランブルで優勝した丸藤正道?(井上雅央)は、第5試合でモハメド・ヨネと一騎討ちを行った。
丸藤正道?はトラースキックから不知火を狙うも、コーナーを駆け上がれず失敗。最後はヨネのキン肉バスターに沈んだ。
敗れた丸藤正道?は「ファンが流した涙を力に変えて、この会社を大きくしたら、社長も喜んでくれる。絶対に社長を忘れない!」と誓った。
- 7.6 新人事発表!!
この日、ディファ有明で役員会および臨時株主総会が開催され、新体制が発表された。
新社長に田上明、副社長に小橋健太と丸藤正道が就任した。
会見で田上新社長は「バラバラにならないで、ということを強くお願いされた。」と故・三沢社長の真由美夫人に懇願されたことを明かした。
また、田上新社長は「僕は全日本時代に選手の大量離脱を経験している。選手がついてこないとダメ!」、「三沢カラーを出しつつ、新しいカラー、若い人の意見を取り入れ、新生ノアとして頑張っていきます!」とコメント。
小橋新副社長は「どこのポストでも頑張るだけ。自分はリングで結果を出す!」とコメント。
大抜擢の丸藤新副社長は「引っ張っていく立場になる。みんなで一つにならないと。」とコメント。
- 7.8 百田前副社長、辞表提出!!
新人事が発表され、これからという時に、百田光雄前副社長が7月7日に辞表を提出していたことが分かった。
百田は7月6日の役員会および臨時株主総会で小橋健太の新社長、田上と秋山の副社長就任を推したが、ノアの50%以上の株を保有する三沢夫人・真由美さんの意向で田上新社長、小橋と丸藤の副社長就任となった。
百田は「あまりにも僕が想像した人事とは違う。ショックでした。」、「プロレスは選手あってのもの。縦社会。三沢さんもそうだったけど、その時一番頑張っている選手が社長になるのが大切。」とコメント。
百田は「『考え直して下さい』という電話はあるけど、男が一度口にしたこと。潔く身を引く。」と決意の固さを明かした。
新人事で相談役へ退いた百田は「今の体制で何か起きても、もう役員会にも出られない。」、「田上と仲が悪い訳じゃ無い。僕には常に力道山の名前が付いて回る。父から僕に『しがみつくな』と言う。」とコメント。
これを受け、丸藤副社長は「昨日、百田さんと直接話し『お前は好きだよ』と言ってくれた。副社長になったのは自分なりのケジメ。辞表を出したのは百田さんなりのケジメだと思う。」とコメント。
また、今後の対応について、丸藤副社長は「まだ保留なんで。」とコメント。
小橋副社長は夕方に事務所を訪れたが、ノーコメントだった。
- 7.9 田上新社長「どうしようか考えています。保留です。」
この日、百田光雄の退団の件について、田上新社長が取材に応じた。
田上新社長は「僕はまだ受け取っていません。どうしようかと考えています。保留です。」とコメント。
結論を出す時期について聞かれると、田上新社長は「未定です。」とコメント。
- 7.12 青木「お客さんが喜んでくれたのは、逆に言えば、みんな俺が負けると思っていたということ。意識を変えたい!」
この日のメインで行われたジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦 Aブロック公式戦は、青木がKENTA&石森の連係ミスからKENTAを腕ひしぎ逆十字で仕留め、3連覇を狙うKENTA&石森に黒星をつけた。
勝った青木は「お客さんが喜んでくれたのは、逆に言えば、みんな俺が負けると思っていたということ。意識を変えたい!」とコメント。
- 7.12 小橋「そのうちね。ベルトを生かして活性化していかないといけない。」
この日の開幕戦で谷口周平と組んで、現GHCヘビー級王者・潮崎豪と次期IWGPヘビー級挑戦者・杉浦貴のコンビと対戦した小橋建太は、チョップで潮崎&杉浦を圧倒するも、最後は杉浦がオリンピック予選スラムでパートナーの谷口を仕留め、黒星を喫した。
白GHC王者の小橋は「そのうちね。ベルトを生かして活性化していかないといけない。」とコメント。
- 7.12 秋山「腰のためにもベルトがあった方がコルセット代わりになる。」
腰椎椎間板ヘルニアで欠場していた秋山準が約1ヵ月振りにリングに復帰した。
6月14日に力皇猛と2度目の防衛戦を行うはずだった秋山は、伊藤旭彦と組んで、力皇&モハメド・ヨネのディスオベイと対戦した。
試合はヨネがキン肉バスターで伊藤を仕留め、ディスオベイに凱歌が上がった。
敗れた秋山は「腰のためにもベルトがあった方がコルセット代わりになる。」とベルト獲りに意欲を見せた。
また、百田光雄の退団について、秋山は「若返りも良いけど、上手い形で支えてくれれば良かった。残念です。」とコメント。
- 7.12 田上「天国の三沢社長に叱られない様に選手一同頑張ります。」
この日、田上新体制でのシリーズ開幕戦が後楽園ホールで開催された。
試合開始前、田上は「天国の三沢社長に叱られない様に選手一同頑張ります。」と所信表明した。
また、田上は三沢さんの追悼興行を9月28日・日本武道館と10月3日・大阪府立体育会館で行うことを発表した。
6人タッグに出場した田上は、「俺が田上だ」でエドワーズを仕留め、開幕戦を白星で飾った。
7月7日に辞表を提出した百田光雄について、7月10日に受理したことが分かった。
この日、来場した百田光雄は、約1時間に亘り新旧上層部を名指しで批判した。
このことを伝え聞いた田上は「辞めていく人は不満があるから辞めるんです。残った選手で一丸とならないと生き残れない。」とコメント。
- 7.22 井上、左股関節後方脱臼で欠場!!
この日、7月21日に小橋建太の保持するグローバル・ハードコア・クラウン(白GHC)に挑戦し敗れた井上雅央が左股関節後方脱臼のため、7月24日・ふじさんめっせ大会以降を欠場することが発表された。
- 7.25 金丸&鈴木、初優勝!!
この日、準決勝でKENTA&石森太二の3連覇を阻止した金丸義信&鈴木鼓太郎は、その勢いのまま優勝決定戦で青木篤志&飯伏幸太を撃破し、日テレ杯初優勝を遂げた。
試合では三沢の代名詞であるローリング・エルボーからタイガードライバーで青木を仕留めた鈴木は「ノアの方舟は三沢光晴の魂を乗せて田上社長のもとで頑張ります。」とリング上でコメント。
- 7.25 潮崎「あのリングにいた人だし、自分が王者としてリベンジしたい!」
この日、GHCヘビー級王者・潮崎豪が次期挑戦者に齋藤彰俊を指名した。
潮崎は「あのリングにいた人だし、自分が王者としてリベンジしたい!」とコメント。
次期挑戦者に指名された齋藤は「潮崎には感謝しますが、自分の中では三沢さんの四十九日を過ぎるまでは『やります』とは言えません。」と即答は避けた。
また、潮崎は「俺は食らっても起き上がる。吹っ切れないようなら俺がかける。」、「王者としてよりも俺自身の思い入れが強い。」とコメント。
- 7.25 KENTA「悔しいけど3連覇は難しい。石森とシングルで戦いたい。」
この日、日テレ杯3連覇を狙うKENTA&石森太二は準決勝で金丸義信&鈴木鼓太郎と対戦し、石森が金丸のタッチアウトに沈み、3連覇の夢は消えた。
敗れたKENTAは「悔しいけど3連覇は難しい。石森とシングルで戦いたい。」とコメント。
石森は「2人はちょっとマンネリ気味だった。シングルでお互いの思いを伝え合いたい。」とコメント。
- 7.25 新体制で初のシリーズ終了!!
この日、新体制として初のシリーズを終えた田上社長は「前社長がいないから控室も寂しかった。それでも皆が前社長を思って頑張ってくれた。」とコメント。
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