新日本 2009年7月28日〜8月16日
新日本 2009年7月28日〜8月16日
- 7.28 蝶野「チャンピオンシップに挑むくらいの覚悟で調整してきている。」
この日、蝶野正洋が都内で会見を行い、デビュー25周年特別興行「ARISTRIST IN 両国」(10月12日・両国国技館)の開催を発表した。
蝶野は同席したAKIRAとのT2000復活を示唆した。
また、蝶野は全日本・武藤敬司の参戦を明言した。
会見で蝶野は「チャンピオンシップに挑むくらいの覚悟で調整してきている。」とコメント。
- 7.29 棚橋、初代タイガーと初対決!!
この日、MAキックが開催する梶原一騎23回忌追悼記念・第12回梶原一騎杯『KICK GUTS 2009 BREAK THROUGH-12〜突破口 』(8月2日・後楽園ホール)で6人タッグマッチ「棚橋弘至&四代目タイガーマスク&岡田かずちかvs初代タイガーマスク&永田裕志&平澤光秀」が行われることが発表された。
初代タイガーとの初対戦に棚橋は「あちらは誰もが認める天才。僕は自称天才。」、「何かを吸収してまた進化したい。」とコメント。
一方、初代タイガーは「爆発力のある選手とやるのは楽しみ。」とコメント。
- 7.29 後藤「危険過ぎる。殺人技にもなりますね。」
この日、G1クライマックス連覇を狙う後藤洋央紀が都内の日本空手協会総本部に出稽古へ赴いた。
ボクシング王者・徳山昌守が指導を受けたことがあるという椎名勝利師範に空手を教わった後藤は、約1時間練習を行った。
足裏の指の付け根部分を用いる空手独特の蹴りに後藤は「危険過ぎる。殺人技にもなりますね。」とコメント。
- 7.30 棚橋「もう怖いものはありません。」
この日、棚橋弘至は金本浩二と共に都内で開催されている「ウルトラマン・フェスティバル2009」にゲスト出演した。
トークショーに乱入してきた怪獣を棚橋はドラゴン・スリーパー、金本はヒール・ホールドでそれぞれ退治し、ちびっ子から大歓声を浴びた。
G1クライマックスへ向け、棚橋は「もう怖いものはありません。怪獣みたいな人を相手にしても大丈夫でしょう。みんなから貰ったエネルギーで優勝します!」と優勝宣言。
過去IWGP王者がG1クライマックスを制したのは1995年の武藤敬司、2000年の佐々木健介の2人のみ。棚橋が優勝すれば、9年振り3人目の偉業となる。
- 7.31 永田「こういう日頃やらない運動は体に刺激を与えるし、咄嗟のことに免疫が付く。」
この日、永田裕志が都内でフラフープを応用したエクセサイズ「フーププーン」特訓に挑戦した。
特訓後、永田は「G1には杉浦君のように、ほぼ初めて戦う選手もいるし、見たことも無い動きをしてくる選手もいる。こういう日頃やらない運動は体に刺激を与えるし、咄嗟のことに免疫が付く。」とコメント。
- 8.1 TAJIRI、菅林社長にも毒霧噴射!!
この日、G1クライマックスに初出場するTAJIRIが都内で公開ルール調印式に出席した。
新日本から提示された毒霧禁止書にサインしたTAJIRIだったが、同席した新日本・菅林社長へ毒霧噴射し、病院送りにした。
新日本関係者は「このままじゃG1が無茶苦茶になる。」とこぼした。
- 8.2 棚橋「G1へ向けて手応えを深めさせて貰う試合で、時空を超えました。」
この日、後楽園ホールで行われた梶原一騎23回忌追悼記念・第12回梶原一騎杯『KICK GUTS 2009 BREAK THROUGH-12〜突破口 』で初代タイガーマスクと6人タッグで初対戦した棚橋弘至は、初代タイガーの蹴りを受け切ると、最後はテキサスクローバーホールドで初代タイガーから勝利を上げた。
勝った棚橋は「G1へ向けて手応えを深めさせて貰う試合で、時空を超えました。流石だなと思う部分と、そうで無い部分がありました。」と初代タイガーを評した。
一方、敗れた初代タイガーは「屈辱です。」、「次はIWGPに挑戦したい。」と棚橋へのリベンジを誓った。
- 8.5 棚橋「社長にセコンドに付いて貰い、試合に勝ってお仕置きしたい。」
この日、都内でG1クライマックスの前々日会見が行われた。この日はG1出場14選手中12選手(飯塚高史と杉浦貴が欠席)が集まり、夏男を目指して火花を散らした。
IWGP王者・棚橋弘至に続き、菅林社長にも毒霧噴射を見舞った初出場のTAJIRIは「祭典には最も場違いな自分ですが、経験値通り戦えば誰にも負けない。」とコメント。
8月13日愛知大会でTAJIRIと対戦する棚橋は「社長にセコンドに付いて貰い、試合に勝ってお仕置きしたい。」とコメント。
ノア・杉浦貴へのリベンジを誓う昨年覇者の後藤洋央紀は「しっかり治して公式戦に間に合って欲しい。」と会見に欠席したノア・杉浦へエールを送った。
- 8.7 棚橋「今日は100年に1度の負けだ。」
この日のメインで行われたG1クライマックスAブロック公式戦「棚橋弘至vs大森隆男」は、棚橋がハイフライフローを狙いコーナーに登ったところに、大森がアックスボンバーで反撃。
ペースを掴んだ大森はアックスギロチンドライバーからアックスボンバーでIWGP王者・棚橋を撃破し、大森は好スタートを切った。
敗れた棚橋は恒例の「愛してまーす!」を敢行するも、観衆から野次が飛んだ。
棚橋は「今日は100年に1度の負けだ。足元をすくわれても上しか見ない。必ず優勝します!」とコメント。
- 8.7 中邑「俺は全てを懸けてリングに上がる。後藤、お前も吐き出せ!」
この日のセミで行われたG1クライマックスBブロック公式戦「後藤洋央紀vs中邑真輔」は、中邑が昨年覇者・後藤の昇龍結界を腕ひしぎに切り返すと、最後は顔面への膝蹴りで後藤を仕留め、中邑が初戦を白星で飾った。
勝った中邑は「俺は全てを懸けてリングに上がる。後藤、お前も吐き出せ!」と後藤に告げた。
- 8.7 天山「病気にかかっていても俺の前に姿を現しよった。あいつの根性買いますよ。」
この日、G1クライマックスBブロック公式戦でノアの杉浦貴と対戦した天山広吉は、右膝を負傷の杉浦からアナコンダバイスでタップを奪い、4度目の優勝へ向け好スタートを切った。
勝った天山は「病気にかかっていても俺の前に姿を現しよった。あいつの根性買いますよ。」、「このまま有言実行で全勝といきたい。誰も俺を注目してないと思うけど、どっこい生きてるからね。このままきれいに勝ち上がって優勝や!」とコメント。
明日の飯塚高史戦へ向け、天山は「この恨みを100倍、1000倍、いや1万倍にして返したる。あいつの肉体、木っ端微塵にしたる。」とコメント。
- 8.7 田中「俺は他団体で初めてG1を優勝するんじゃ!」
この日、G1クライマックスAブロック公式戦で矢野通と対戦したZERO1の田中将斗は、矢野の鬼殺しで攻め込まれるも、最後はスライディングD2連発で矢野からフォール勝ちを奪い、幸先の良いスタートを切った。
勝った田中は「俺は他団体で初めてG1を優勝するんじゃ!」とコメント。
また、ZERO1の火祭りにも出場している田中は「大阪では火祭り刀を絶対持って来る!」と火祭り4連覇を宣言した。
- 8.7 中西、初戦は反則勝ち!!
この日、G1クライマックスBブロック公式戦で飯塚高史と対戦した中西学は、パワーで飯塚を圧倒し、アルゼンチンバックブリーカーで仕留めたかに見えたが、飯塚がラフファイトで反撃。中西を流血させると、最後はアイアン・フィンガー・フロム・ヘルで攻撃したところでレフェリーが反則負けを宣告した。
反則勝ちを収めた中西はリングで大の字となった。
- 8.7 TAJIRI「誰か正式なものを見たんですか。日本の契約書なんていい加減なものだ。」
この日、G1クライマックスAブロック公式戦でジャイアント・バーナードと対戦したTAJIRIは、レフェリーが誤爆で倒れている間に毒霧噴射。最後はバズソーキックでバーナードからフォール勝ちを上げ、好スタートを切った。
8月1日に新日本と交わした毒霧禁止のルール契約について聞かれたTAJIRIは「誰か正式なものを見たんですか。日本の契約書なんていい加減なものだ。」、「ビンス・マクマホンから『リングの中でレフェリーは神だ』と言われたことがある。みんなが見ててもレフェリーが見てなかったら大丈夫。」とコメント。
- 8.11 永田「俺達をなめんなよ。時代は動いても、されど俺達は進化している。」
この日のメインで行われたG1クライマックスBブロック公式戦「永田裕志vs中西学」は、永田が得意の打撃と投げで中西を攻め込むも、最後は中西がジャーマンスープレックスからの片エビ固めで永田を仕留め、中西が意地を見せた。
敗れた永田は「俺達をなめんなよ。時代は動いても、されど俺達は進化している。生きる奇跡をG1の星より大きなものを残した。」とコメント。
- 8.11 真壁「もう1敗もできねえけどな、こっからが俺の真骨頂だ!」
この日のセミで行われたG1クライマックスAブロック公式戦「真壁刀義vsTAJIRI」は、TAJIRIに大流血をさせられた真壁がチェーンを持ち出し反撃するも最後はTAJIRIの毒霧噴射を食らい、反則勝ちながら初白星を上げた。
勝った真壁は「この野郎ナメやがって!」と怒り心頭だったが、「もう1敗もできねえけどな、こっからが俺の真骨頂だ!」とコメント。
- 8.11 田中「いいか無敗だ。俺は1万人に1人だ!」
この日、G1クライマックスAブロック公式戦でジャイアント・バーナードと対戦したZERO1・田中将斗は、セコンドの介入により両者リングアウトに終わった。しかし、田中は勝ち点7でAブロック単独1位となった。
勝った田中は「いいか無敗だ。俺は1万人に1人だ!」とコメント。
- 8.11 杉浦「ふざけんな!何だよ、こっちは命を懸けて上がってるんだ。決着つけさせろ!」
この日、G1クライマックスBブロック公式戦で飯塚高史と対戦したNOAHの杉浦貴は、序盤から飯塚に場外で凶器&噛みつき攻撃を受け大流血。
飯塚のアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを一度はスピアーでかわした杉浦だったが、2度目のアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを受け、杉浦は反則勝ちを拾った。
勝った杉浦は「ふざけんな!何だよ、こっちは命を懸けて上がってるんだ。決着つけさせろ!」と不満爆発だった。
- 8.11 IWGPタッグは前言撤回でタイトル移動!!
7月21日(現地時間)米・TNAのフロリダ州オーランド大会で行われたIWGPタッグ選手権試合において、挑戦者ブリティッシュ・インベージョン(ブルータス・マグナス&ダグ・ウィリアムズ)が王者・Team3Dをテーブルマッチで下し、タイトルが移動した件に関し、8月5日に新日本は「この試合は選手権と認めない。」と声明を発表した。
しかし、この日、新日本は「新日本とTNAの協議により本試合をタイトルマッチと認定する。」と前言撤回し、タイトルの移動を認め、第53代IWGPタッグ王者としてブリティッシュ・インベージョンを認定した。
- 8.13 棚橋、TAJIRIにフォール負け!!
この日のメインで行われたG1クライマックスAブロック公式戦「棚橋弘至vsTAJIRI」は、序盤にTAJIRIが棚橋を大流血させ、最後はレフェリーの隙をつき毒霧噴射を敢行したTAJIRIが棚橋をバズソーキックでフォール勝ちした。
試合後、敗れた棚橋はセコンドに担がれて姿を消し、勝ったTAJIRIは大ブーイングの中、棚橋の「愛してまーす!」をリング上で絶叫した。
勝ったTAJIRIは「今度は毒霧無しで勝ちますよ。」とコメント。
- 8.13 中邑、決勝トーナメント進出決定!!
この日のセミで行われたG1クライマックスBブロック公式戦「永田裕志vs中邑真輔」は、永田が打撃と投げ技で中邑を攻め込むも、最後は中邑がボマイェ一撃で永田からピンフォール勝ちし、5戦全勝で決勝トーナメント進出を決めた。
勝った中邑は「一人見つけた。ストロングスタイルを。」を永田を評した。
- 8.13 真壁「去年の借りは利息を付けて返したぜ!」
この日、G1クライマックスAブロック公式戦でZERO1の田中将斗と対戦した真壁刀義は、田中の連続スライディングDをラリアットで迎撃した真壁がスパイダージャーマン、キングコングニードロップで田中を仕留め、昨年の火祭り決勝のリベンジを果たした。
勝った真壁は「去年の借りは利息を付けて返したぜ!」とコメント。
- 8.13 杉浦「お前、平田だろ!」
この日、杉浦がIWGP王者となった際に初防衛戦の相手として指名したS・S・マシンとタッグで対戦した。
試合はマシンのパートナー・岡田かずちかを杉浦がオリンピック予選スラムで仕留め、NOAHが勝利した。
試合後、勝った杉浦は「お前、平田だろ!」と1985年の藤波を再現。
すると、マシンは「杉浦がしょっぱい試合してすいません。」と1994年SGタッグリーグ戦での自身の発言を引用し応えた。
杉浦は「あいつはやっぱり平田だよ。」と満足気だった。
- 8.13 中西「第三世代をなめんなよ!」
この日、G1クライマックスBブロック公式戦で同期の天山広吉と対戦した中西学は、天山のアナコンダバイスを力で外すと中西はミサイルキック、スープレックスで反撃。最後は中西がヘラクレスカッターで天山を仕留め、決勝トーナメント進出の望みを残した。
勝った中西は「この不況でどんだけの人間が食っていけるんや!生き残るんじゃ!」、「第三世代をなめんなよ!」とリング上でアピールした。
- 8.13 後藤「後味は非常に悪いけど、勝ちは勝ち!」
この日、G1クライマックスBブロック公式戦で飯塚高史と対戦した昨年覇者・後藤洋央紀は、飯塚の凶器&噛みつき攻撃で大流血させられ、最後はアイアン・フィンガー・フロム・ヘルで攻撃されたところで、レフェリーが後藤の反則勝ちの裁定を下した。
後藤は「後味は非常に悪いけど、勝ちは勝ち!」と決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。
- 8.15 棚橋「ジンクスには負けない。俺は100人に1人の逸材だから。」
この日のメインで行われたG1クライマックスAブロック公式戦「棚橋弘至vs田中将斗」は、田中のハードコア殺法に棚橋が苦戦を強いられたが、最後はハイフライフロー連発で田中を仕留め、勝ち点7でリーグ戦を終了した。
Aブロックは勝ち点7で棚橋、真壁、田中が並び、規定により直接対決で田中に勝っている棚橋と真壁が決勝トーナメト進出。棚橋と真壁の対戦が引き分けのため、コイントスにより準決勝のカードを決定した。
準決勝の対戦カードは、棚橋がBブロック1位の中邑真輔、真壁がBブロック2位の杉浦貴(NOAH)に決定。
棚橋は「ジンクスには負けない。俺は100人に1人の逸材だから。」と優勝宣言。
準決勝で対戦する中邑に対し、棚橋は「俺の積み上げたものは崩せない。」とコメント。
- 8.15 真壁「いつも俺は逆境だ。」
この日のセミで行われたG1クライマックスAブロック公式戦「真壁刀義vs矢野通」は、矢野の凶器攻撃で流血させられた真壁だったが、チェーンラリアットでペースを掴むと、スパイダージャーマン、トップロープからのキングコングニードロップで矢野を仕留め、勝利した。
勝った真壁は「いつも俺は逆境だ。奇跡の準決勝進出?俺が歩んできた軌跡を見せてやるよ。」とコメント。
- 8.15 TAJIRI「僕は新日本に言いたい。よそ者同士の消化試合を今からやる必要があるのか。」
この日、G1クライマックスAブロック公式戦で大森隆男と対戦したTAJIRIは、開始1分で大森に毒霧噴射で反則負け。
TAJIRIは「僕は新日本に言いたい。よそ者同士の消化試合を今からやる必要があるのか。」とアピールすると、観衆から大ブーイングを浴びた。
新日本の若手・岡田かずちかから対戦要求されたTAJIRIは「あっそ。じゃあ明日やろう。」と承諾した。
- 8.15 ミスティコ「このベルトは夢だった。」
この日行われたIWGP Jr.ヘビー級選手権「(王者)タイガーマスクvs(挑戦者)ミスティコ」は、ミスティコのラ・ミスティカにタイガーが屈し、ミスティコが第57代王者に君臨した。
勝ったミスティコは「ファンの声援を貰って100%の実力が出せた。このベルトは夢だった。」とコメント。
リング上でタイガーと再戦を誓ったミスティコは「どこでも戦う準備は出来ている。」とコメント。
- 8.15 杉浦「よし!明日だ。繋がった。」
この日、G1クライマックスBブロック公式戦で後藤洋央紀と対戦したNOAHの杉浦貴は、お互い意地の張り合いで顔面を殴る場面も見られたが、最後は杉浦が雪崩式オリンピック予選スラムで後藤を沈め、勝ち点7でBブロック2位通過で決勝トーナメント進出を決めた。
勝った杉浦は「よし!明日だ。繋がった。」とコメント。
外敵初優勝を狙う杉浦は「面白いね。一気にプロレス界の『時の人』になっちゃうよ。」、「痛み止めも飲んでいるし、ここまで来たら関係ない。」とコメント。
- 8.15 中邑「俺がどうなりたいか。どうしたいか。それだけだ。」
この日、G1クライマックスBブロック公式戦で中西学と対戦した中邑真輔は、中西のパワー殺法に苦戦したが、最後はボマイェの連発で中西からフォール勝ちを収め、無傷の6連勝でBブロック1位通過を決めた。
勝った中邑は「俺がどうなりたいか。どうしたいか。それだけだ。」とコメント。
- 8.15 永田、不覚!!まさかの反則負け!
この日、G1クライマックスBブロック公式戦で飯塚高史と対戦した永田裕志は、飯塚の噛みつき攻撃で流血させられたるも、バックドロップでペースを掴むかに見えたが、セコンドの石井の介入も蹴散らすと、勢い余ってレフェリーを突き飛ばし、まさかの反則負け。この一戦に勝利したら決勝トーナメント進出が見えていただけに、不覚と言わざる得ない。
敗れた永田は無言のまま姿を消した。
- 8.16 真壁「死んでも言いたくねえけど・・・サンキューな。」
この日のG1クライマックス優勝決定戦は準決勝でIWGP王者・棚橋弘至をボマイェで下しこれまで無傷の中邑真輔と、準決勝でNOAHの杉浦貴をトップロープからのキングコングニードロップで下した真壁刀義との間で行われた。
両者とも初優勝が懸かっているだけに、お互い一歩も引かない状態。中邑が真壁に腕ひしぎ逆十字で攻め込むも極めきれず、逆に真壁がラリアット、スパイダージャーマンでペースを掴み、最後はトップロープからのキングコングニードロップ連発でここまで無傷の中邑を仕留め、G1初優勝を遂げた。
試合後、ZERO1で今年の火祭り覇者・崔領二に対戦要求されるも、真壁はIWGP挑戦を最優先として拒否した。
真壁は「他人に夢を与える人間が夢を見ないでどうするんだ。」とコメント。
一方、悲願の初優勝を逃がした中邑は「一度も外されたことが無かった。」と必殺のボマイェを真壁に両腕でブロックされ動揺を隠せなかったが、中邑は「信念だけは貫いた。」とコメント。
- 8.16 蝶野「IWGPに挑戦します。俺にとってラストの挑戦。」
この日のセミで永田裕志と組んで、CHAOSの飯塚高史&石井智宏と対戦した蝶野正洋は、永田との息もぴったりで、CHAOSを攻め込む。途中、ラフファイトでペースを乱されるも、最後は永田のバックドロップホールドをアシストし、CHAOSを粉砕した。
試合後、蝶野は「IWGPに挑戦します。俺にとってラストの挑戦。コンディションは3、4割戻ってきている。まだ2ヵ月あるから。」とデビュー25周年興行でのIWGP挑戦を表明した。
- 8.16 邪道「ノアは正々堂々やるんじゃないのか?良いよ、いつでもやってやる!」
この日、ZERO1の田中将斗と組んで、後藤洋央紀&井上亘と対戦した邪道は、田中のスライディングDで井上を仕留め、試合に勝利。しかし、試合後にNOAHの金丸義信&平柳玄藩が現れ、邪道&外道を急襲。
邪道は「ノアは正々堂々やるんじゃないのか?良いよ、いつでもやってやる!」とコメント。
- 8.16 棚橋「一番負けたくない相手に負けた。」
この日行われたG1クライマックス準決勝「棚橋弘至vs中邑真輔」は、中邑のボマイェを食らったIWGP王者・棚橋はフォール負け、G1制覇の夢は消えた。
試合後、棚橋は右眼眼窩底骨折の疑いがあるとし、病院へ直行した。
- 8.16 TAJIRI「僕の胸を借りたいなら貸してあげなくもないよ。」
この日の第1試合で前日に対戦要求された新日本の若手・岡田かずちかと対戦したTAJIRIはバズソーキックで勝利。
G1クライマックスで毒霧噴射で新日本を掻き乱したTAJIRIは「何も考えず歩いたら自然とそうなった。」とコメント。
IWGP王者・棚橋のリベンジに対し、TAJIRIは「僕の胸を借りたいなら貸してあげなくもないよ。」と上から目線のコメント。
ホーム 戻る
Copyright (C) 2007-2009 RAKUYOH-DRIVE All Right Reserved