2.26 京太郎「K-1のレジェンドだが、越えられない壁じゃない。勝てば開幕戦も見えてくる。ベスト8に入れば抽選会にも出られる。」
この日、都内で会見が行われ、今年最初のK-1 WORLD GP『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)の第1弾カード(K-1ヘビー級タイトルマッチ「(王者)京太郎vs(挑戦者)ピーター・アーツ」)が発表された。
谷川貞治EPは「今は京太郎しかいない!」と昨年引退した武蔵に代わる日本人エースを託した。
初防衛戦にアーツを迎える京太郎は「K-1のレジェンドだが、越えられない壁じゃない。勝てば開幕戦も見えてくる。ベスト8に入れば抽選会にも出られる。」、「胸を借りるというより、潰すつもりで結果を出したい!」とコメント。
2.26 武蔵の引退セレモニーを横浜アリーナで開催!!
昨年引退を表明した武蔵の引退セレモニーが『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)で開催されることが発表された。
谷川貞治EPは武蔵に日本でのラストマッチを提案したところ、「バンナ戦をもって引退。」と武蔵に断られたことを明かした。
3.6『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』追加カード決定!!
この日、『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)の追加4カード(スーパーヘビー級選手権「(王者)セーム・シュルトvs(挑戦者)エロール・ジマーマン」、ワンマッチ「バダ・ハリvsアレクセイ・イグナショフ」、ワンマッチ「アリスター・オーフレイムvsジャバット・ポトラック」、ワンマッチ「ジェロム・レ・バンナvsルスラン・カラエフ」)が発表された。
2005年9月以来の来日を果たすイグナショフについて、谷川EPはK-1で失速した理由がアルコール依存症だったことを明かした。
しかしながら、昨年9月のシュルト戦で判定まで持ち込みなど復調の兆しを見せ、今回の来日が決定した。谷川EPは「戻って来たなという感じ。」、「地力は絶対ある!全盛期の彼ならバダも苦戦する。」と予想した。
アリスターは「今年は打倒エメリヤーエンコ・ヒョードルに挑戦したいので、総合格闘技中心の気持ちで臨みたい!」とスーパーヘビー級挑戦を辞退したことを明かした。
谷川EPは5月に米・ストライクフォースにアリスターが出場することを明かした。
アリスターの辞退により、日頃から「俺ならシュルトを倒せる」と豪語するジマーマンに、同門だがスーパーヘビー級王者シュルトへの挑戦が巡ってきたという。
アリスターと対戦する初来日のポトラックは、K-1で活躍するダニエル・ギダ、メルヴィン・マヌーフに勝利している”まだ見ぬ強豪”。
3.24 武蔵「2度準優勝出来たことが一番の思い出。」
この日、都内で会見が行われ、武蔵が正式に引退を表明した。
『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)に引退セレモニーが開催される。
会見で武蔵は「バンナ戦で完全燃焼した。」、「同じモチベーションで戦えない。」と国内ラストマッチの申し出を断ったことを明かした。
また、武蔵は「デビュー2年目にアンディ・フグさんがグランプリで優勝して、空手がベースの自分も勇気を貰った。2度準優勝出来たことが一番の思い出。」とコメント。
現在、個人事務所を設立してタレント活動を行っている武蔵は、将来的にジムを設立して後進の育成にも頑張りたいと明かした。
『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)でピーター・アーツとの防衛戦を行うK-1ヘビー級王者・京太郎に対し、武蔵は「自分のスタイルを明確にし、頭を使うこと。一皮剥けて欲しい。」とアドバイスを送った。
3.24『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』全カード決定!!
この日、都内で会見が行われ、『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)の全カードが出揃った。
ジェロム・レ・バンナと対戦を予定していたルスラン・カラエフが左膝靱帯損傷のため欠場。代わってタイロン・スポーンがバンナと対戦することが発表された。
また、追加4カード(「グーカン・サキvsシング”心”ジャディブ」、「セルゲイ・ラシェンコvs佐藤匠」、「野田貢vsプリンス・アリ」、「上原誠vs高萩ツトム」)が発表された。
3.29 アーツ「逃げ回ることは賢い作戦だが、3Rずっと動くことは出来ない。」
この日、『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)で京太郎の保持するK-1ヘビー級タイトルに挑戦するピーター・アーツが都内で桜庭和志が主宰するLaughter7で公開練習を行った。
5kgの減量が必要というアーツは「15年前には100kg以下で戦った。1ヵ月前から食事制限している。問題は無い。」とコメント。
王者・京太郎に対し、アーツは「逃げ回ることは賢い作戦だが、3Rずっと動くことは出来ない。」と通告した。
3.30 京太郎「勝たないとヘビー級の未来はない。俺の人生を変えて見せる。」
この日、『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)で開催されるK-1ヘビー級タイトルマッチで初防衛戦に臨む王者・京太郎が東京・町田市のドラゴン道場で公開練習を行った。
王者・京太郎は「勝たないとヘビー級の未来はない。俺の人生を変えて見せる。」とコメント。
3月19日に日本人で唯一ピーター・アーツに勝っている武蔵が道場を訪問し、アーツ戦へのアドバイスを貰った京太郎は「精神面が弱かったから大きいです。対策も手取り足取り教わった。」とコメント。
京太郎は「俺もやりますよ。プレッシャーをかけられた。泥臭くても勝てれば良い。」、「武蔵さんの引退式の日にアーツとやるのも運命的なものを感じる。」とコメント。
ジムを主宰する前田憲作氏は「名前負けしないこと。プレッシャーをかけられた時点で負け。先に攻めないといけない。スピード、回転の速さ、スタミナを全部出し切れ!」とアドバイス。
3.31『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』試合順決定!!
3.31 谷川EP「僕が普段リングサイドの解説席で見ている映像がそのまま見られる。」
この日、FEGの谷川貞治EPとフジテレビ・スポーツ局第2スポーツ部の鈴木専哉担当部長が都内で会見を行い、4.3『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)から3D映像で製作すると発表した。
会見で谷川EPは「僕が普段リングサイドの解説席で見ている映像がそのまま見られる。」とコメント。
鈴木担当部長は「格闘技は3Dに本当に向いている。」とコメント。
4.1 イグナショフ「この5年、K-1のことを忘れたことはなかった。」
この日、『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)でバダ・ハリと対戦するアレクセイ・イグナショフが都内で会見を行った。
約5年振りに日本のリングに登場するイグナショフは「僕は母国では有名人。周囲にチヤホヤされて練習しなかった。僕はエゴイスト。罪深いことをたくさんしてしまった。」と過去を省みた。
そんな自分を変えるために、ニュージーランドに移住してリスタートしたというイグナショフは「プロとしての道を追求している。」とコメント。
2003年にバダ・ハリと対戦しTKO勝ちしているイグナショフは「あの頃の若いバダとは違う。経験も増え、パンチも重くなった。」と警戒。
久々の日本のリングに立つイグナショフは「この5年、K-1のことを忘れたことはなかった。かなりの時間だったけど、首相が代わったことや、今も北方領土返還をロシアに要求していることなど、日本に関する情報も気にしてたよ。アグレッシブな試合にしたい。」とコメント。
4.1 ジマーマン「俺の拳と足で、叩き潰すだけ!」
この日、『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)でスーパーヘビー級タイトルマッチ「(王者)セーム・シュルトvs(挑戦者)エロール・ジマーマン」の両者が都内で会見を行った。
王者シュルトは「昨年は良い年だった。僕の試合は『つまらない』という声がある中、K-1ファンが僕をMVPに選んでくれたことが何よりも嬉しかった。」とコメント。
対戦相手のジマーマンについて、シュルトは「相手は若くて素晴らしい選手だが、僕が王者であることを証明する。家族に僕の強さを見せることが戦うモチベーション。」とコメント。
一方、挑戦者のジマーマンは「俺の拳と足で、叩き潰すだけ!」とタイトル奪取宣言。
同門のシュルトとの対戦に、ジマーマンは「パワー、テクニック、スピード全てが彼が上回っている。俺がバダ・ハリやレミー・ボンヤスキーと試合した時には、セームとよくスパーリングしたが、いつもケツを蹴られていたよ。」、「ルックスは俺の方がイケてるよ。」とコメント。
また、ジマーマンは「セームとは街で会ったら挨拶するが、リング上では敵。世界トップクラスの実力を互いに発揮し、俺が勝つ!今年の目標は年末にK-1 GP王者になることさ。」とコメント。
4.1 オームフレイム「年末はK-1 GPで優勝を狙いたい。」
この日、『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)で行われる「アリスター・オーフレイムvsジャバット・ポトラック」の両者が都内で会見を行った。
オーフレイムは「強いパンチのある選手だが、この試合に関しては僕は心配していない。」と余裕のコメント。
また、オーフレイムは「総合の次戦は5月15日のストライクフォースでのロジャース戦。年末はK-1 GPで優勝を狙いたい。」とコメント。
K-1スーパーヘビー級王者で昨年K-1 GP覇者のセーム・シュルトとの対戦について、オーフレイムは「僕も戦いたい気持ちがある。今年か来年には実現するんじゃないかな。」とコメント。
一方、対戦相手のポトラックは「16歳で軍隊に入り、25歳位まで戦場にいた。毎日、人が死んだ。毎日、子供達が死んでいく姿を見てきた。俺の友人やいとこも死んだ。」と壮絶な過去を明かした。
2005年にメルヴィン・マヌーフにKO勝ちしているポトラックは「あの時は飛行機代を出して貰えなかったので、サラエボから試合会場のアムステルダムまえ2,000kmの距離を車で5日間もかけて移動して、相手を倒したんだ。」と裏話を語った。
4.1 バンナ「KOで終わらせるだけ。」
この日、『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)で行われる「ジェロム・レ・バンナvsタイロン・スポーン」の両者が都内で会見を行った。
対戦相手のスポーンについて、バンナは「若くて良い選手。」とコメント。
試合について、バンナは「KOで終わらせるだけ。」とK0勝利宣言。
ピーター・アーツとチャクリキジムで練習を行っているバンナは「トム・ハーリック会長から良い教えを得ている。練習はとてもハードだが、俺も37歳。格闘家として終わりの見えてくる時期だからこそ、鍛えているんだ。」とコメント。
一方、スポーンは「アーネスト・ホーストのジムで練習してきた。実際にバンナと戦ったホーストから対策を授かった。バンナは”K-1の伝説”として凄い選手だと思うが、俺にとっては対戦相手に過ぎない。彼に世代交代の時期を考えさせてやる。」とコメント。
K-1ヘビー級に挑戦表明したスポーンだったが、グーカン・サキも同タイトル挑戦を表明したことを伝え聞くと、スポーンは「サキは京太郎に負けているだろ。俺は勝っている。あの時、タイトルがかかっていれば、俺が王者だった。だから挑戦権は俺にある。サキより俺が先。」と主張。
スポーンは「16歳でオランダ王者となり、18歳で欧州王者となった。残るはK-1王座。ワンマッチのヘビー級でも、1日3試合のGPでもベルトを狙いたい。」とタイトルに意欲を見せた。
4.1 サキ「ヘビー級タイトル戦の勝者に挑戦したい。特に京太郎には昨年負けているので、リベンジしたい。」
この日、『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)でシング”心”ジャディブと対戦するグーカン・サキが都内で会見を行った。
対戦相手について、サキは「アジアのセーム・シュルトって言われているらしいけど、全くそんな風には見えないな。シュルトとはスタイルが違うし、軽過ぎる。」とコメント。
身長差13cmについて、サキは「確かに高さと膝蹴りがあるが、俺はそれに対抗出来るテクニックがある。」とコメント。
また、サキは「ヘビー級タイトル戦の勝者に挑戦したい。特に京太郎には昨年負けているので、リベンジしたい。」とコメント。
4.1 佐藤「3ラウンド、粘って戦う。」
この日、『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)で行われる「セルゲイ・ラシェンコvs佐藤匠」の両者が都内で会見を行った。
前座から本戦に抜擢された佐藤は「3ラウンド、粘って戦う。」とコメント。
K-1ヘビー級王者・京太郎とスパーリングしてきたという佐藤は「カウンターなどを学んだ。勉強になった。」とコメント。
今回、地元での開催とあって、佐藤は「良いところを見せたい。」と意気込んだ。
一方、ラシェンコは「僕は20歳頃、父が列車にひかれて死に、母は1年程前に胃の病気で死んだ。それで、K-1で勝って、金を稼ごうと思ったんだ。僕がいなけりゃ、高校生の弟の面倒を誰が見るんだい?」と自身のバックグラウンドを明かした。
心の支えは鳩を飼うことというラシェンコは「K-1の優勝賞金で鳩を500羽くらい飼いたい。母国の近所には700羽飼っている人がいて、家中が鳩だらけで壮観だったよ。」とコメント。
4.2 ハリ、強風の影響で会見欠席!
『K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA』(4月3日・横浜アリーナ)でアレクセイ・イグナショフと対戦するバダ・ハリが強風の影響で飛行機が着陸せず、この日の会見を欠席した。
しかし、会見終了後、谷川貞治EPのもとへ無事来日したと連絡が入った。