3.10 中島「日本人なら誰でもKO出来る!3試合とも1R、KOが目標!」
この日、『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ)で開催される日本代表決定トーナメントに出場する中島弘貴が都内で公開練習を行った。
1回戦でTATSUJIと対戦する中島は「打ち合いに来れば、直ぐ倒せる。来なかったら、向こうはどうやってこっちを倒せるのか。」とコメント。
また、中島は「日本人なら誰でもKO出来る!3試合とも1R、KOが目標!問題はどう優勝するか。トーナメントの勝ち方を知っている小比類巻選手の経験は怖いけど、ワンマッチなら絶対に勝てる。」と豪語。
中島は2003年のPRIDEミドル級GPでクイントン・ジャクソンを膝蹴りでKO勝利したヴァンダレイ・シウバに憧れ、シュートボクセアカデミージャパンに入門。同ジム閉鎖後、現在のバンゲリングベイスピリットに移籍し、これまで11戦全勝。
中島は「シウバは荒々しく面白く暴力的。俺はそう戦う!」とコメント。
3.11 TATSUJI「最低でも決勝まで行って、コヒさんと。結果を出せるように戦う!」
この日、『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ)で開催される日本代表決定トーナメントに出場するTATSUJIが千葉県市川市の小比類巻道場で公開練習を行った。
昨夏、ジムのコーチがいなくなる事態に陥り、TATSUJIは小比類巻太信を頼って同ジムで練習を行っている。
ただし、小比類巻も日本代表トーナメントに出場するため、TATSUJIは小比類巻とバッティングしないように出稽古に出掛けるなどして時間をずらしているという。
TATSUJIは「最低でも決勝まで行って、コヒさんと。結果を出せるように戦う!」とコメント。
3.12 城戸「ノーモーションパンチからのコンビネーションという秘策がある。亀田君の左ストレートを丸パクリしました。」
この日、『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ)で開催される日本代表決定トーナメントに出場する城戸康裕が神奈川県座間市の谷川ジムで公開練習を行った。
城戸は「ノーモーションパンチからのコンビネーションという秘策がある。亀田君の左ストレートを丸パクリしました。」とコメント。
また、昨年5月から東海大で行っているフィジカルトレーニングで肉体改造に成功した城戸は「パンチが重くなったり、バランスが良くなったり・・・」と実感。
大会翌日に後楽園ホールで開催される谷山ジム25周年興行にエキシビジョンに出場予定の城戸は「25周年なんで、俺が出ない訳にはいかない。ベルトを持って自分のジムの興行に帰って来れたら気持ちいいだろうし、そしたら彼女も出来そう。」とコメント。
3.15 長島「絶対にお前、引退しろや!」
この日、『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ)で開催される日本代表決定トーナメントに出場する長島☆自演乙☆雄一郎が都内で公開練習を行った。
1回戦で対戦する小比類巻太信は長島の高校時代の憧れ、しかし2月に小比類巻から「受け付けない。」と告げられた長島は「キツイっすね・・・僕も1人の人間なんでね、そんなこと言われたら心に病を持ちますよ。悲しい。」、「言えばいいさ!その代わり僕が勝ったら引退して下さい!生理的に受け付けない奴に負けたら、そんな屈辱はないでしょう。」と小比類巻に引退を勧告。
近年の小比類巻について、長島は「最近は面白くない。僕が憧れたコヒさんを全く感じない。引導を渡したい。もういいでしょ。」、「絶対お前、引退しろや!」とコメント。
3.15 名城弟が3年振りにK-1参戦!!
この日、『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ)にWBA世界スーパーフライ級王者・名城信男の実弟・名城裕司の参戦が発表された。
2007年にK-1に参戦している名城は2戦2勝2KO勝ちの成績を残すも、その後参戦が途絶え、今回3年振りのK-1参戦となる。
名城の対戦相手はMAキックのWMAFミドル級王者・久保菌ルイス。
3.16 日菜太「3試合とも相手の腕を折りたい!」
この日、『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ)で開催される日本代表決定トーナメントに出場する日菜太が神奈川県平塚市の道場で公開練習を行った。
日菜太は「3試合とも相手の腕を折りたい!」と得意の左ミドルで相手を破壊宣言。
WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志からパンチのアドバイスを受けたという日菜太は「去年と比べて全ての面で違う!」と優勝を見据えた。
3.16 山本「前回は準優勝だし、今回は優勝しかない!」
この日、『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ)で開催される日本代表決定トーナメントに出場する山本優弥が都内で公開練習を行った。
山本は「前回は準優勝だし、今回は優勝しかない!」とコメント。
肉体改造に取り組み、一時は78kgまで増量したという山本は「体を大きくしてみようと、食べて体力をつけた。」、「減量には問題ない。」と調整は順調な様子。
1回戦で日菜太と対戦する山本は「相手の嫌がることもやってみたい。」、「去年は気持ちだけで戦っていた。今年は技術の割合を多くしたい!」とコメント。
3.23 小比類巻「試合に出場したかった。チャンピオンになって世界にいきたかった。」
この日、都内で会見が開かれ、小比類巻太信が古傷の右股関節負傷が再発したため、予定されていた『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』での日本代表決定トーナメント欠場&引退発表を行った。
会見で小比類巻は「蹴れないし、思い切り走れない。今後、一線で戦っていくことは出来ない!今後は引退のことを考えてたい!」、「たくさんご迷惑をおかけして申し訳ありません。」、「試合に出場したかった。チャンピオンになって世界にいきたかった。」と謝罪と無念を口にした。
小比類巻の欠場により、代役として名城裕司が長島☆自演乙☆雄一郎と1回戦で激突。
また、佐藤嘉洋とスーパーファイトで対戦予定であったジョルジオ・ペトロシアンが3月13日のケム戦で右拳を骨折したため欠場。代役に小宮由紀博と対戦予定だったHEATミドル級王者ダニロ・ザノリニに変更。
小宮由紀博の対戦相手は、名城裕司と対戦予定だったMAキックのWMAFミドル級王者・久保菌ルイスに変更された。
3.25 佐藤「これなら勝てるという作戦が出来上がっていたんだが・・・」
この日、都内で『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ)に出場する佐藤嘉洋が対戦相手変更についてコメントした。
当初、K-1 WORLD MAX 2009覇者ジョルジオ・ペトロシアンとの対戦が組まれていた佐藤は「これなら勝てるという作戦が出来上がっていたんだが・・・」、「残念ですが、ベストな状態でやった方が良いと自分に言い聞かせた。」とコメント。
ペトロシアンの代役としてダニロ・ザノリニとの対戦に変わった佐藤は「名古屋では知られた選手。スパーリングもやったし、こんなことになるとはね。」、「負けたらヤバイから、最終的にはKOで勝ちたい!自分のスタイルでいきますよ。」、「ダメな試合をしたら、花道でファン一人一人に謝ります。」とコメント。
3.25 名城「ビッグチャンスを貰った。優勝したいです!」
この日、『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ)で開催される日本代表決定トーナメントに電撃引退した小比類巻太信の代わりに出場する名城裕司が都内で会見を行った。
当初、リザーブ戦に出場予定だった名城は「ビッグチャンスを貰った。優勝したいです!」、「兄の合宿に参加したりして鍛えてきた。蹴りだけでなく、プロボクサーとスパーもやって、パンチに磨きがかかったと思う。」とコメント。
兄であるWBA世界スーパーフライ級王者・名城信男も当日セコンドに付くとあって、名城は「日本一になって、兄ちゃんも防衛して欲しい。」とコメント。
3.25 大渡「最後の試合だし、高校生だとやり難い。プロの総合の選手で良かった。空手時代からの集大成にしたい!」
この日、『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ)で引退試合を行う電通マン・大渡博之が都内で会見を行った。
大渡は「仕事の途中です。」と仕事を抜け出して来たことを明かした。
2008年7月に電通マンファイターとしてデビューし1勝1敗の戦績の大渡は「ヘルニア状態でもう限界。」と以前から痛めていた腰と首が限界であることを明かした。
当初、昨年のK-1甲子園70kgトーナメント優勝の松倉信太郎が引退試合の相手だったが、急遽、パンクラスの内村洋次郎に変更された。
大渡は「最後の試合だし、高校生だとやり難い。プロの総合の選手で良かった。空手時代からの集大成にしたい!」とコメント。
また、大渡は「一度しか経験出来ないことをやらせて貰った。正道会館、K-1には感謝してます。」、「どこかで区切りをつけようと思っていた。」とコメント。
3.25 松倉「絶対負けない!」
この日、『K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜』(3月27日・さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ)でYUUKIと対戦する松倉信太郎が都内で会見を行った。
当初、松倉は”電通マンファイター”大渡博之の引退試合の相手を務めるはずだったが、急遽カードが変更され、同じ18歳のYUUKIと対戦することとなった。
この日が卒業式だったという松倉は卒業証書と校長賞を手に会見に臨み、「絶対負けない!」と勝利を誓った。
松倉は4月から慶応大学文学部に進学する。
3.27 長島「僕はポスト魔裟斗にはなれないけど、僕なりのやり方でK-1を背負っていくし、MAXは絶対潰しません!」
この日のメインで行われた「K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜」決勝は、1回戦&準決勝を1RでKO勝ちしてきた長島☆自演乙☆雄一郎と、1回戦を2R、準決勝を1RでKO勝ちしてきた中島弘貴との間で争われた。
試合は2Rに中島の右フックでダウンを奪われた長島だったが、長島が3R1分58秒右フックで中島をKOで下し、長島が勝利した。長島は大会史上初となる全試合KO勝ちで日本代表を勝ち取った。
勝った長島は「僕はポスト魔裟斗にはなれないけど、僕なりのやり方でK-1を背負っていくし、MAXは絶対潰しません!」と観衆にマイクでアピール。
3連敗を喫し「K-1に立つのはもう無理。」とどん底を味わった長島だったが、大阪から東京に拠点を移し、「ラストチャンス」と臨んだ今大会を制覇した。
どん底から這い上がった長島は「世界チャンピオンを目標にしてるんで。」と豪語した。
一方、敗れた中島は「ワンマッチなら絶対に勝てる!悔いが残る。優勝以外は意味が無い。」と再戦を熱望した。
谷川EPは「倒せるパンチを持っている日本人は他にいない。」と中島を絶賛した。
3.27 山本「落ち着いてやろうと思ったら、普通にやって普通に終わってしまった。」
この日行われた「K-1 WORLD MAX 2010〜-70kg Japan Tournament〜」1回戦で日菜太と対戦した昨年世界ベスト4の山本優弥は、日菜太の左ミドルに右インローで対抗したが、3R0-3の判定でまさかの1回戦敗退に終わった。
敗れた山本は「大丈夫。落ち着いてやろうと思ったら、普通にやって普通に終わってしまった。トーナメントはガーッと入ってやった方が・・・」とコメント。